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ミヤタサイクルさんの計らいで現在Eバイクを2台試を乗車として店頭に並べています。
MIYATA E-Bike TEST Bike
そのうちグラベルロードのEバイク、ROADREX6180を試乗してみました!
ROADREXはフルアルミフレーム、650Bx45cの太いタイヤを装備したグラベルロードです。
オフロード、オンロード問わず楽しむことができます。
採用されているEバイクユニットはシマノSTEPSのE6180です。
最大トルク60Nmをもち強力なアシストがかかります。
ギアにはシマノTiagra油圧ディスクブレーキがフロントシングルで装備、ギア比は47T x 12-42Tついています。
重量は約18kgです。
ショップから自宅に帰るのに遠回りして試乗しました。
つらつらと書くことにあると思うので先に結論を書きます。
Eバイクは「年齢性別を問わず」「アシストパワーに頼りすぎることなく」「サイクリングを楽しめます」!!
電動アシスト付きのスポーツバイク、と聞くとサイクリングするのに電動パワーってどうなの?って声はあると思います。
確かに自力で走り切って楽しむ、ということが多い世界ですが、Eバイクは自力「も」使って走りながら翌日に疲れを残さず気持ちの良い疲労感で楽しめることができます。
とりあえず、試乗してほしいです。
まずすぐに感じたのは0発進がとにかく楽なこと。
これは一般の電動アシスト自転車でも同じことがいえると思いますが、かなり強力です。
0発進というより0加速です。
ストップアンドゴーが多い街中、一時停止の多い道などでかなり重宝します。
走り始めスピードが乗らないうちはユニットの駆動音が響きモーターのアシストを感じます。
日本における電動アシスト自転車の規定である25㎞/hに近づくにつれて徐々にアシストパワーは弱まります。
これがかなり重要な要素です。
このため、「Eバイクに乗っている」ことよりも「サイクリングしている」ことをしっかりと楽しむことができました。
25km/hを超えるともうアシストはかかりませんが、そのまま加速を続けると35km/hほどまでスピードを出すこともできました。
ここまでずっとシッティングです。
ダンシングしてみると、モーターやバッテリーの重たさは感じますが、出来ないことはありません。ただ、サイクリングする分にはダンシングをする必要のない車体なのでこれは余談です(
グラベルロードはタイヤの太さなどもあり、もたつき感や極端な直進安定性の高さを感じることがありますが、そういった印象はなくエンデュランス系ロードのような気持のいい直進安定性と適度な機敏性を感じました。
万人受けしやすい設計だと思います。
ショップ裏の坂道のような急な坂道も登りましたが、まるで平坦かのように感じます。
当たり前ですが、しっかり漕がないとアシストされないので、ちゃんとギアチェンジをしながら走る必要はあります。
フロント47Tに対してリア最大42Tがついているので、ロードでいうフロント34Tリア32Tに近い感覚と思います。
そこにアシストがかかるので坂はへっちゃらです。
これだけパワーが強力だと電池残量が気になりますが、最大105km、最もアシストの強いハイモードでも70kmは走行できるので、アシストモードを使い分けながら走れば1日走ってくる分には十分楽しむことができます!
普段ロードに乗っている身からしてすぐ感動できたのは、やっぱりタイヤです。
マッチョなタイヤがついているだけあって、フルアルミフレームといっても路面のギャップはかなりタイヤで吸収されます。
こういうタイヤがついているとわざわざ荒れた道を走りに行きたくなるのは僕だけでしょうか。
荒れた路面においてもアシストパワーはとても心強いです。
1つ良くなったところを言うと、フレームの設計上ハンドル高が高いので姿勢は楽ですし、設計上のトップチューブ寸法よりはハンドルも近く感じるのでとても楽に乗れるんですが、僕の足の長さだとハンドルが高い分かなりお尻荷重になったのでお尻の痛み対策はしていないと多分つらいです。
それでも、長い坂道なんかも登ってみたいところですが、かなり楽しめました!
現在発売されているEバイクの多くはMTBタイプかクロスバイクタイプがほとんどです。
ロードバイクタイプはまだそこまで多くはありません。
きっとこれから出てくるのかもしれませんが、E-MTBの価格から連想するとかなり高額にはなりそうです。
それに対してロードレックスは328,900円(10%税込)と、価格としては高額ですがコスパとしてはかなり優れます。
遊びの1つとしてぜひEバイクをお試しください!
試乗問い合わせお待ちしております!