昨年11月にPINARELLO GAN RSをご注文のHさん。
スポーツバイクは既にお持ちということですがロードバイクがほしいということで11月に開催されたサイクルモードにご参加されPINARELLOの試乗をされました。
カーボンの素材に違いのあるGANシリーズを全て試乗されたそうで、GANシリーズの兄貴分であるGAN RSをご注文いただきました。実際に乗り比べてみてGAN Sがどうも良くも悪くも中途半端な乗り心地ということでRSにされたそうです。
GANはT600、GAN SはT700、そしてGAN RSにはT900というカーボンが使われています。どれも日本の東レによるカーボンで強度と弾性のバランスが良いことが特徴です。このカーボン自体は特別弾性率が高い、というわけではありませんがPINARELLOが提唱するアシンメトリックジオメトリーによりフレームのバランスが高く素材とあわさり高いフレーム剛性を生み出します。
GANシリーズはDOGMA F8の技術を色濃く受け継いだフレームですが、デザインは2018年モデルのF10を受け継いだMAGIXと呼ばれデザインがヘッドチューブ周りにあしらわれています。もっともF10のMAGIXはイタリア本国での手描きペイントであることに対してGAN RSのそれはデカール、という違いはありますが非常に高級感溢れるデザインです!
とまぁこんなロードバイクがGAN RSなのですが、ご注文当初12月上旬頃納車予定でしたが遅れに遅れ、本日の納車となりました。(予定よりかなり遅れてしまい申し訳ございませんでした!)言い訳になってしまうのですが、輸入品ですので完ぺきに見通すことが出来ない点がありたまにお待ちいただくことがあるのです・・・。随時入荷状況を確認しているのですが、出航しないと日本の代理店は把握が難しいようで他のブランドでもギリギリにならないと入荷状況が判明しにくくなっています。とはいえ、待っているのだからもっと把握しやすくなるようなシステムにしてほしいところです。僕もTIMEのフレームは3ヶ月ほどのところを更に4ヶ月待ちましたし。
納車の際にご対面していただくと、待った甲斐があったとのお言葉。これからはぜひロードライドをお楽しみ下さい!!