昨日の一品紹介でご紹介したデュラエースのブレーキアーチですが、今日早速アップグレードのオーダーをいただきました!
オーダーを下さったNさんは普段からよく峠道に走りに行く方です。
以前、ダウンヒルを楽に・安全にする為にスイスストップ社のブレーキシューに変えていただいたこともあります。
アルテグラのブレーキアーチからデュラエースのブレーキアーチへの交換です。さほど変わらないって・・・?!やっぱりトップグレードのデュラエースは一味違います。
(商品ページです⇒http://www.sbtm.jp/item/2017/05/shimano-br-r9100.php)
紹介にあるとおり、ブレーキアーチ内側にブースターと呼ばれるプレートが1枚入っています。コレが入ることによりブレーキングの際にアーチ自体がたわみ、ブレーキングパワーが逃げてしまうことを防ぎます。
いわゆる"アーチ剛性”が上がることで効きが段違いに良くなり、また少ない力で止まったりスピードコントロールすることが可能になります。
これで、より一層ヒルクライム後のダウンヒルを安全にラクに下ることが出来ると思います!
サイクリングするだけだから105でも十分という考えもあります。
たしかに、シマノ105のブレーキも旧デュラエースの設計思想を受け継ぐ構造なので、これまでのデュアルピボットブレーキよりも良く効きます。趣味でサイクリングするくらい、かもしれませんが、命を預ける乗り物です。
特にヒルクライムをする方にとって、ヒルクライム後のダウンヒルは気が抜けやすいので危険が付きまといます。当然登った分だけ降らなければいけないので距離も長くて気を使うし体力も使います。なのでラクに降るためにアップグレードをする、というのはとても有意義なことだと思います。
それにブレーキアーチは変速機や変速レバーと異なり基本的には互換性があります。(古いレバーと合わせて使う場合はお気をつけください) 要は、"そこだけ"変えることが出来るのでパーツのアップグレードにオススメです!
僕もフルアルテグラにする前は4600ティアグラを使っていて、ブレーキの効きの悪さを痛感、アルテグラのブレーキアーチに交換した経緯があります。変えたときは、こんなにも効きが変わるのか!という印象でした。
僕も新しい自転車ではデュラエースのブレーキアーチを使う予定です。
夏には乗鞍にも登る予定でいますし、とっても楽しみです!