来月から日本一周に挑戦されるOさんのバイクを組み立てました。
区間で分けて合計での日本一週ではなく、一気に走りきるいわゆる日本一周です！！
ベースとなる自転車はジオスブルーで有名なイタリアブランドGIOSのアルミフレームのシクロクロス車、PURE DROPです。
シクロクロス車はその特性上タイヤクリアランスが広く設けられています。PURE DROPはその上でキャリアやフェンダーの取り付けが可能なダボ穴がフロントエンド、リアエンドに設けられているので写真のようにキャリア、フェンダーの取り付けが可能です。
リアキャリアは定番のトピークのMTXスーパーツーリストユニを使いましたが、困ったのがフロントキャリアでした。
フロントは荷を詰めすぎると重さでフラフラしてしまいハンドルコントロールをやりにくくなります。そこでフロントにはパニアバッグを取り付けずにシュラフなど軽量で嵩張るアイテムをくくりつけることを想定しています。当初予定したキャリアは地面からあまり高い位置にならないうってつけのアイテムだったのですがこれがまさかの廃盤で入手不可・・・ほかを当たるもパニアバッグの取付を想定してる為かなり高価なものがほとんどで種類少なめでした。
うんうん探し回って見つけたのがブラックバーンのローカルデラックスキャリアです。これはフロント・リアどちらにもつけることができます。本来はクイックリリースで共締め固定するようですが、クイックで締めてしまうとパンク修理がめんどくさくなりますしクイックの緩みの原因にもなりかねないのでエンドにあるダボ穴を使いました。
もし荷物が増えてしまってやっぱりパニアバッグも使いたい場合もこれなら対応が可能なキャリアです。
スポルティーフを組み上げるときは自転車選びの前にまずは荷物の選定が必要です。どのくらいの旅で何リッターくらいの荷物になるのか、それに対応できるバッグ類は何リッターでどこにどうやってつけるのか、その結果どういうキャリアが必要でそのキャリアはどうやって自転車に付けるタイプなのか、ココではじめてそのキャリアに対応できる自転車探しが始まります。
自転車によっては後にしかダボ穴が設けられていないものもありますので要注意です。
出発まであまり多くの日にちはございませんが、少しでも練習してぜひ完走して下さい！
