MAVICのチューブレスレディホイール、コスミックプロカーボンSL USTを使ってみました。
レースやヒルクライムではなく平坦のサイクリングで使った程度ですが、思ったこと感じたことを素直に書いてみようと思います。
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まず僕のデータ。
・体重62㎏
・週1でサイクリング、ロングライド、たまにヒルクライムをする程度。レースはショップイベントのみで参戦。
・FTP 200w \(^o^)/
使用機材
・TIME SCYLON コリマセット時のバイク重量6.8㎏
普段使っているホイール&タイヤ
・CORIMA S+ TU F:32mm R:47mm ホイール重量1,180g
・vittoria CORSA TU 23c 気圧8bar前後
使ってみたホイール&タイヤ
・MAVIC Cosmic Pro Carbon SL UST ホイール重量1,490g
・MAVIC Yksion PRO UST 25c F気圧4.7bar R気圧5.0bar
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基本的に鈍感なのでほどほどに参考にしていただけると幸いです。
普段から使っているホイールがタイヤを除いた重量1,180gとめちゃくちゃ軽いホイール&23cタイヤのためか、コスカボに変えたところ明らかな踏み出しの重さは感じました。ただ巡行する中では全く気になるところはなく23cと同程度かそれ以上に良い路面抵抗感でした。残念ながら起伏に富んだコースではなかったのでホイール重量300gの差とタイヤの差がどう出てくるかは試せなかったので次回の宿題ですね。
空気圧はMAVICのアプリケーション、「MAVIC CARE」で算出できます。体重などの数値を入力し出た気圧を入れて乗りました。普段チューブラーに入れている気圧からすると3barも低いのですが、タイヤのグニグニ感は多少はあるものの走行に気になるレベルではありませんでした。チューブレスであることと、低空気圧で乗ることができる影響ですが、とにかく乗り味は優しく感じました。MAVICのタイヤは設計をMAVICが手掛け、生産はタイヤブランドであるハッチンソンが行っています。ハッチンソンも元々チューブレスタイヤを作っているブランドですので、質は高く感じました。MAVICのタイヤに関して賛否両論あるかと思いますが、僕はかなり好きですね。狙っているMAVICホイールがあるのでそれが発売されたらきっとMAVICのタイヤで使っていくと思います。
使っていて安心できたものの1つがブレーキ性能です。MAVICのカーボンリム用のブレーキシューに交換して使いました。MAVICのカーボンシューはブレーキシューブランドであるswissstop社製です。アルミフレームのビアンキでアルミホイールに対して僕も普段から使っており、タッチが柔らかながら非常に高い制動力を持つブレーキシューです。MAVICのカーボンリムホイールのブレーキ面にはiTgMAXというレーザー焼き付け加工がされています。表面をレーザーで焼き荒らすことでシューの食いつきと耐久性を向上させるものです。ブレーキをかけるとヒュウウウウっと独特な音が鳴ります。カーボンリムは止まらないと言われますが、MAVICのカーボンリムに関しては全く問題なしです。ものすごくよく止まります。ブレーキシューの摩耗が早いのが難点ではありますが、安全に止まれるに越したことはないので非常に高い安心感がありました。でも正直ドライコンディションであればブレーキ面が無加工であるコリマのカーボンリムでも問題なく止まれます。止まりづらいとしたら、ウェットコンディションでのブレーキングと長いダウンヒルでのブレーキング、これらによるリムの消耗ですかね。去年乗鞍岳に2回ヒルクライムしましたが、下りは怖かった記憶があります。
転がり、走りに関しても良い印象でした。普段のホイールがフロントリムハイト3mmリア47mmに対してコスカボUSTは前後40mmですが、横風はあまり気になりませんでした。そこまで強い風が吹いていたというわけでもありませんが風にあおられた記憶はありません。
気になっている方がいらっしゃればご参考までに。