クマさんのバイク専科

ユニック・CO2プロ携帯ポンプ入荷です

チューブラータイヤユーザーもクリンチャータイヤユーザーも、チューブレスタイヤのユーザーでも、
パンクしたら、携帯ポンプで7気圧に設定して走りへ復帰するには、携帯ポンプのモデルによっても、
シリンダーの径やストロークの長さが違いますから、ざっと200回から350回はポンピングしないといけません。
しかも6気圧あたりからプッシュが重くなります。
もし携帯ポンプで確実に7気圧へ設定したければ、
地面に立ててポンピングする空気圧メーター付きのホースアダプタータイプが、
終盤のポンピングの重さに対応しやすいですね。

でも、パンクしてへこんでいるところへ、その動きが重くなったポンピングをしただけで走る気はかなり削り落とされます。
しかも、一緒に走っているライダーをパンク修理の間、待たせるのも気になりますし、
暑い日なんかポンピングもたまらないし、待つのもたまりませんよね。
そこで、炭酸ガスカートリッジ式のポンプを使えば、ガスの注入時間は1秒か2秒です。
22mmから25mmまでの太さの700Cタイヤを、7気圧から8気圧に一瞬でセットできます。

でも、炭酸ガスカートリッジ式ポンプには、ライダーを不安にさせる要素がありますね。
フレンチバルブ(プレスタバルブ)にセットしたアダプターからの炭酸ガス漏れです。
炭酸ガスカートリッジ式のポンプユーザーもそうでない方もそういう経験やイメージがあると思います。
フレンチバルブへの携帯ポンプのアダプターのセットが、差し込むだけのモデルとか、フレンチバルブの先端にアダプターを差し込んで、ロックレバーで固定する方式のモデルもあります。
携帯ポンプを同じ位置へ保っておかないと、フレンチバルブの先端とアダプターにすき間ができて、ガス漏れの原因になります。

ユニックはレザインで開発エンジニアをやっていた人が起こしたブランドで、
携帯ポンプや小物の他、炭酸ガスカートリッジ式携帯ポンプのCO2プロをリリースしています。
このモデル以外にラインナップされている携帯ポンプのテイストはレザインのイメージがあります。
空気圧メーター付きホースなど小物もよく考えられています。
注目されるCO2プロをスポーツバイクつくばマツナガの店頭在庫に、ブラック仕様とホワイトアルマイト仕様が入荷しました。
めちゃくちゃカッコいいです。

ユニックのCO2プロの場合は、フレンチバルブの先端のネジ部に、
携帯ポンプのアダプターを時計方向へ締め込んで止まるまでねじ込みます。
これで炭酸ガスの漏れを防げます。炭酸ガスの漏れが心配で使えなかったライダーには朗報です。
ロックを解除してトリガーを引いて炭酸ガスを1秒から2秒で確実に注入できます。
誰がやってもガス漏れしない扱いやすい製品です。

携帯ポンプ本体の中に炭酸ガスカートリッジが収まり、アルミボディで、
ネジ部は精密なCNCの削り出し、メカニカル感もあって、ハイエンドユーザーにもお薦めできます。
価格は3600円から4000円くらいです。
16gの一般的な炭酸ガスカートリッジ式で、ねじ込みでもネジ無しでも使えます。
フレンチバルブに直接ポンプ本体のアダプターをねじ込むので、炭酸ガス漏れが起こりません。

ボディをねじ込んで針の先端でカートリッジの封を切り、ねじ式のアダプターをフレンチバルブの先端へねじ込んで、
ロックボタンを解除してトリガーを押すだけで1秒か2秒で7気圧から8気圧へセットできます。
旧型のSKSのエアチャンププロをバイクにセットしているのですが、
ボトルケージ台座に取り付けているプラスチック製ホルダーは、そのままユニックのCO2プロをセットして運べます。
ではでは。