クマさんのバイク専科

いよいよサイスポのメンテ本の撮影開始です!

月曜日、ショップの店舗のメカニックエリアを借りて、サイクルスポーツのムック本(発売日は聞かないで、いつ原稿を書き上がるかわかりません!)、スポーツバイクのメンテナンスの単行本の表紙の撮影をしました。いよいよ最新版のメンテ本の製作開始です。最新版の目玉商品は9100デュラエースのメカニカルと、Di2デュラエース。新型アルテグラ。スラムレッドのeタップのワイヤレス&電動メカ、ワイヤレスの電動メカ&油圧ディスクブレーキ。カンパニョーロのケンタウルやポテンザや油圧ディスクブレーキなどです。

 

水曜日は八丁堀にいって、アンカーバイクのデュラエースのメカニカル仕様の組み立てと調整の撮影が始まりました。帰りには阿佐ヶ谷のフレンド商会に寄って、クイックリンクとノーマルのシマノのデュラエースチェーンと、シマノ純正の専用工具を手に入れて、明日の撮影の準備をしました。表紙の撮影は久々の撮影仕事で何だかくたびれてしまいました。水曜日は久々に八丁堀にクルマで移動して、いつも通っていた伊勢屋さんという和菓子屋さんに寄って、お稲荷さんと大福を手に入れようと、お昼に寄ったにもかかわらず、お稲荷さんは売り切れでした。

 

大福を6個、お赤飯を1パック買ってスタジオ入りしました。撮影はまずはスポンサーのトピークの工具セットから始まりました。リニューアルされた工具キットはかなりカッコ良くなっていました。次にメカニカルのデュラエースの単品を撮影して、組み立てにかかります。ネジ部分にグリスを塗るか、ネジロック剤を塗るかの判断が難しくなっています。

 

フレームのハンガー小物の規格は、大口径の386規格の圧入タイプがかなり多くなっています。ハンガー小物の圧入は高価な専用の圧入や取り外しの工具が必要なので、プロメカニックにやってもらうことにします。さて、明日は新型デュラエースのチェーンの長さの決め方です、アウターギヤ×ローギヤにかけて、ぐるっと巡らせたチェーンのコマのズレの状況の違いに合わせて、プラスするコマ数が変化するので、かなり面倒になっています。

 

しかも、専用工具で着脱するクイックリンク付きと、チェーン工具を使ってアンプルタイプのコネクティングピンで接続するモデルの2種類になっています。シフトケーブルの張り方は、変速レバーへのインナーケーブルのセットは、ブラケットを貫通させて、かなり簡単になりました。ところがフロント変速機はシフトケーブルのルートが特殊になっています。リヤはほぼ従来通りの通し方で大丈夫です。

 

変速のストロークの調整はフロントのボルトが小型化されて、しかもかなり作業しにくい場所にあり、さらに、パンタアームの穴の中にフロント変速機の取り付け角度を調整するボルトがあり。調整作業のやりやすさには少し疑問符?が付きます。2mmアーレンキーで回すストローク調整ボルトのヘッドの穴は泥詰まりしないかな。とにかく1ヶ月の撮影、2ヶ月のラフレイアウトと原稿書きになりそうです。ではでは。