クマさんのバイク専科

アソスの快適なS7パッド付きタイツの押し売りです!?

「押し売り」とは少し人聞きが悪いですが、「良いモノ」を見つけたら、「これ良いよ」と関西方面の有力ショップの店長みたいに、走り仲間たちに広めたくなりませんか。スイスブランドのアソスブランドのバイクウエアのボトムスやアッパーや小物など、全てが良いとは言いません。製品の入荷状況も安定供給されている分けでもありまえん。ほぼ1年から半年前に輸入代理店へ発注をかけて 何とかシーズン前に入荷したとしても、1回入荷して人気が合ったので、再発注したくても日本に在庫無し。「来シーズンまで入荷予定は無しです」というつれない返事が帰ってくることもしばしばです。

 

そんな製品群の中でも、旧型のS5のシャモア(パッド)のモデルも、表面の摩擦が小さい生地、中に入っている圧力を分散するワッフル状の第1層目のパッド、さらにその中には第2層目サドルの形のようなパッドが入った3層構造で快適でした。ラファやQ36.5やデマルキも使いましたが、メインはS5のブルーのパッドのバイクパンツ、ニッカー、ウインタータイツも2着から3着ずつ手に入れて、本当に春夏秋冬3シーズンお世話になりました。もちろん1着で数万円と高価でしたが、100km以上走ることを目指していたので、お金に代えられない快適性でアソスのバイクパンツやタイツを選んでいました。

 

3年前に発表されたS7のパッドは表面の生地は摩擦がさらに小さく、ペダリングする脚の皮膚とこすれてもサラサラで皮膚を刺激しません。1層目のパッドはフラットになり、2層目のパッドはサドルの形をしています。S5パッドが伸縮性の高いライクラー生地のバイクパンツに、パッドの周辺全体が3D的でアクロバティックに、特殊なミシンを使ったベテランの手で縫い付けられていたので、全く不快感はなかったのですが、ライクラー生地とS5パッドの境目にやや硬さがありました。

 

S7パッド付きのバイクパンツ、ニッカー、ウインタータイツは、数カ所がライクラー素材のバイクパンツと縫い止められているだけの「フローティング構造」になりました。バイクパンツ、ニッカー、ウインタータイツのライクラー素材とS7パッドの境目が縫われていないのでしなやかなままなのです。この違いはS5 パッドのモデルと、S7パッドのモデルをはき比べると歴然です。

 

その快適なS7パッドを採用した2種類のウインタータイツを2015年のウインターシーズンに使ってみました。保温性の強力さではボンカタイツ、ハブタイツの順だそうです。両方とも手に入れて走りましたが、つくばの厳冬期でもハブタイツで充分でした。あえて2モデルの違いを言うとしたら、走り続けるならハブタイツ、ゆっくりツーリングならボンカと言ったところですが、寒がりのボクでもハブタイツで充分快適に走れました。

 

そう、まさに快適なのですが、それは前面に配置されている防風生地と保温生地の2層構造による保温性だけでなく、この2層の生地のセパレーツ構造こそ、生地のしなやかさを確保して、暖かいウインタータイツの窮屈さから開放してくれる重要なキーファクターなのです。S7パッド付きのウインタータイツを試着したら、ふくらはぎの太さ、太ももの太さ、お尻のボリュームにコンプレッションが過剰にかからないか、フィットするサイズをXS/S/M/L/XL/XXLのサイズから選び。深く屈伸してみてください。太ももの部分を意識して、タイツの生地がまとわりついて脚の動きを制約しないことにびっくりするはずです。

 

と言うわけで、超お気に入りになってしまったアソスのウインタータイツを、アソスの発注の時に余分に頼んでしまいました。高いんですけども走り仲間みんなに知ってもらいたい!、冬も走って、快適さを体験して欲しいと思って、先週たくさんXL/Lサイズのハブタイツを買い込んでしまいました。さらに、今週末もボンカのタイツとハブタイツを一着ずつ追加してしまい、クルマの中はアソスのタイツだらけになっています。これからせっせとアソスのウインタータイツの普及活動に黒姫高原まで持って行くなど、走り廻ることになりそうです。寒がりな人は買ってね!。

 

迷える真冬のライダーを、世間の寒さや冷たさから救う普及活動ですからね、お財布の紐を引き締めたという噂のKさん、ボンカもありますぜ。というわけで、2017年オウタム&ウインタータイツ。アソスのバイクウエアの快適性の「押し売り!?」に、この秋は励んでいます。試着できるサイズはM/L/XLサイズです。ハブタイツとボンカタイツがあります。10月の黒姫合宿で試着してみてください。ざくそんさん、Tさん、お待ちしています。やっぱり、かなり「押し売り」かな。ではでは。