クマさんのバイク専科

柴又まで走るはずだった雨の月曜日!

土曜日は朝から雨でライドを止めて、つくばの街を歩きました。日曜日も朝7時に起きると外は雨、でも筑波山の向こう側や霞ヶ浦方面の空が明るくなっていて青空も見えています。日曜日のつくばのスポーツバイクマツナガのモーニングライドには、肉離れでライドを休止していたざくそんさんと、ベジタリアンSさんが埼玉から自走してくるという。しかも、途中で雨に降られてもつくばへやってきました。

 

50km以上走ってきて、40kmのライドに参加するんだから2人とも元気なものです。手術から2ヶ月経ってもお腹の傷が踏ん張ると痛くてスピードを出せない状態が続いているので、モーニングライドはけっこうきついんですけど、先週は落車もしてそこら中擦りむいて、しかも打撲が痛くて体をひねれません。そんなアクシデントで、手を打撲して動かせないので、急遽スラムレッドのeタップを装備したピナレロのパリを用意して、指先で前後とも変速できるようにしました。これは確かに正解でした。

 

変速の回数がメカニカルより増えて、トルク変動に細かく対応できました。電動メカはやはり凄い!。帰りは2人をクルマで送って行くことになっています。3時頃にルーフキャリヤへざくそんさんのタイム、ベジタリアンSさんのタイム、そしてピナレロのパリを載せました。埼玉県の松伏というところにある、増4とうちゃんとPちゃんがやっている、数ヶ月振りに製造を再開したくず餅屋さんへ向かって出発しました。

 

行く途中で地元の農家のおばちゃんが手作りしているメンチカツと俵型のジャガイモごろごろのコロッケをお土産に買いました。ベジタリアンSさんはコロッケを食べられるので、買った方がいいよと言うと、あわててクルマを降りて手に入れていました。高速に飛び乗りました。下りようと思っていた流山を通り越してしまい、外環の三郷で下りて松伏に着きました。水が温くなってしまう期間は4代続いている老舗は、くず餅を作らないのだそうです。6月以来だから4ヶ月振りのくず餅です。親父や友人向けに一杯手に入れました。夜に食べるのが楽しみです。お土産にイチジクをもらってしまいました。

 

月曜日はくず餅屋さんがお休みなので、柴又へ2人でライドするそうなので、一緒に連れて言ってもらう約束をしました。ところが天気予報が午後から雨でした。朝7時に起きるとどんよりとした雲が空を覆っています。今にも降ってきそうです。松伏に向かって走り出すと外環はすでに雨でした。ところが松伏に付くと降っていません。どうしよう、すぐに降ってくるなと判断して、A案の柴又へのライドを取り止めて、B案の東京ドライブに切り替えました。

 

増4とうちゃんとPちゃんを乗せて走りだすと雨が降ってきました。外環草加から乗って、高島平、池袋経由で新宿に着きました。八丁堀のオフィスで働いていたと言うPチャんは結婚して何十年も東京に出ていないそうです。首都高を走る車窓から池袋のサンシャイン60のあたりを見て懐かしがっています。そして、山手通りの地下の道から出て新宿のビル群を見て大はしゃぎ、「やっぱり春日部と違うね」だって。新宿駅西口をかすめて明治通りに入って原宿のラファクラブトウキョウへ行きました。コインパーキングにクルマを置いて明治通を渡ってラファのドアを開けて階段を降りました。

 

地下のブティックにはラファのオータム&ウインターが展示されていました。何かかっこいいアッパーがあれば買おうと思っていましたが、清水の舞台を飛ぶようなものを発見できず、ヘルメットとバイクシューズのコーナーで立ち止まってウオッチしていました。ジロ製のラファオリジナルのバイクシューズが展示されていました。マジックテープ止めの3本ストラップの軽量シューズです。薄いカーボンソールはイーストン製で、カラーデザインはラファオリジナル、ボクはイエローを気に入りました。でも5万円ですから手が出ません。

 

ヘルメットはイエローのモデルが珍しい感じで、ハードシェルとレインジャケットのカラーと同じ色調です。視認性も高く、エアインテークのホールが19も着いているのに、エアロヘルメット並の空気抵抗野小ささだそうです。そんなのどうでもいいけど、少し幅が狭くてMサイズは無理でした。それでもこのカラーは魅力的です。しかもジロのオリジナルより安い価格設定なのです。今までのイーオンも気に入っていたけど、SYNTHEというモデルもいい感じです。手に入れてすぐにプラスチック製のカバーをカットして、エアインテークの穴を塞いでいたのを開放してしまいました。


アソスのハブタイツを手に入れたばかりの増4父ちゃんは、Pちゃんに長袖のショッキングピンクのジャージをプレゼントしていました。2017年5月の佐渡ロングライドの140kmコースを一緒に走るPちゃんは、リハビリウーキングやリハビリライドのパートナーです。一人で歩くモチベーションが無いので、ウオーキングする時にときどき誘ってもらい。いつもゆっくりつき合って歩いてくれています。申し訳ないな〜と思っていたので、増4父ちゃんがプレゼントしたのと同じカラーのジレ(ウインドベスト)をプレゼントしました。

 

1階のラファカフェで、3人は酸味の強烈なダブルのエスプレッソを飲んで

、1個のマフィンを3つに切ってもらって食べてから、東中野の四国屋さんという讃岐うどん屋さんへ向かいました。忌野清志郎さんや中村獅童さんが通っていたお店です。ラファカフェから電話を入れておいたのでうどんを打っておいてくれました。まずはカウンターに3人並んで座って、取り合えず増4とうちゃんは生中、突き出しの漬け物をつまみながら何を食べるかの作戦会議です。

 

もつ煮込みを2つ、お稲荷さんを2つ、じゃこ天を3枚、ぷりぷりのむきエビのかき揚げというところかな。といっていううちにおねえちゃんが、父ちゃんのビールのおつまみに、枝豆をゆでてくれて塩を降ったのをサービスしてくれました。これだけおつまみを頼むと、うどんは厳選しなくては、そこで冷たいのと暖かいのを1杯ずつ頼んで、3人で分けることにしました。冷たいうどんはトビウオの煮干しの出汁に、かぼすをかけてさっぱり味で、打ち立ての真珠のような色のうどんの歯応えと喉越しを楽しみました。

 

暖かいうどんは一番人気の肉刻みうどんです。大柄な長ネギの笹切り、豆腐s著九人の気合いの入った油揚げ、そして、適度な油が乗った豚肉が鍋のスープと渾然一体となって、まさにお互いを高め合って、打ち立てのうどんにまとわりついて、ほっとして、幸せな気分にならせてくれる絶品です。食べ終わってすぐに松伏に帰って、子供をプールに送り出すと、今度は星野珈琲にいって3人で話し込んじゃいました。走り仲間との楽しい一日でした。Pちゃんお手柔らかにお願いします。まだ、腹筋を切ったところがしくしく痛みます。と、とりあえず千切れたれた時の言い訳の布石を打っておこう。ではでは。