クマさんのバイク専科

エリートのデボヨを手に入れました!

気温が25度を越える日が、何日も続いています。キャメルのボディウムアイスが大活躍しだしました。でも、ポディウムアイスは炎天下で使うと、2時間半から3時間いっぱいに詰めた氷が溶けてしまい、中身は冷たいけど、氷が残っていた時より冷たさの刺激が低下してきます。やっぱり魔法瓶的な保冷性能が期待できる、真空ステンレス製保冷ボトルが1本は欲しいところです。

 

真空ステンレス保冷のバイクボトルのデボヨを手に入れました。5年前に手に入れたデボヨの真空がダメになったらしく、保冷性能がなくなってしまったので、最新のサーモスの保冷ボトルを使ってみたのですが、開閉式のフタが付いているモデルは、ボトルケージからの着脱の時に、向きに注意しないと飲みにくく、取り出してみて飲みやすい向きに持ち変えることになるので、面倒になってしまいました。戻す時も気を使う必要があります。

 

イタリアブランドのエリートの保冷ボトルに、真空ステンレスボトルのデボヨというのがあります。ありましたかな?。真空の2重構造のステンレス製の保冷ボトル本体だから、変形させて中身の飲み物を押し出すことはできません。というわけで特殊なポップオフバルブが採用されています。ポップオフバルブを引き上げて、ボトルを傾ければ中身がちょろちょろ流れ出してきます。プラスチック製のボトルみたいな飲みやすさ、中身の出の良さはないけど、フタをぱかっと開けて飲むステンレス製の保冷ボトルのタイプより飲みやすい気もします。

 

最近の保冷ボトルは、ボタンを押せば、フタがバネの力でぱかっと開きます。ストローが飛び出すモデルもあります。フタの開く方向があるので、ボトルケージから取り出す時に、ボタンの位置を気にして、フタの開く方向を意識して握って引き抜かないと、走りながらボトルを持ち替えすることになります。飲み終わってボトルケージへ戻す時も、次にボトルを取り出す時のことも考えて、引き出しやすい方向にしてボトルケージへ戻すようにします。デボヨの場合は従来のボトルと同じようなポップオフバルブですから、戻す方向など、そういうことを気にしないで着脱できます。

 

ステンレス製の保冷ボトルは、アルミ合金製のボトルケージと組み合わせると、接触した部分がアルミの削れた粉で真っ黒になってしまいます。それは、プラスチックボトルでも起こります。組み合わせるボトルケージは、ステンレスパイプ製のエリートのチウジか、チタン製のボトルケージか、プラスチック製と組み合わせるようにすると汚れを防げます。そのままだと、かちゃかちゃと接触音が発生するので、ステンレス製やチタン製の場合は、アウターケーブルとフレームが接触するのを防ぐゴム製の小物をボトルケージに接着して音の発生を防ぎます。

 

チウジは細いステンレスチューブ製で、だいたい2年から3年使うと折れてしまうことがあります。消耗品と考えています。ボトル落ちないホールド感があって、着脱しやすいケージで、真っ黒く汚くなるのが嫌なので、これを継続的に使っています。デボヨはデザインが変更されてしまいましたが、なぜかピナレロオンネームのモデルだけが、旧型のポップオフバルブのタイプで継続販売、または在庫があるのか不明ですが、ときどきショップで見かけます。ロゴさえ気にしなければ超おすすめです。ショップに取り寄せてもらえる可能性もあります。プラスチック製のねじ込み式のフタで、特殊なポップオフバルブのモデルは、保冷性能が4時間から5時間です。サーモスのフタ付きの場合は7時間ぐらいになります。

 

真空ステンレスボトルの保冷性能は、朝、3分1氷を詰めて、冷やした飲み物を注いで走り出せば、4時間から7時間くらいは冷たいままキープできます。冷たい飲み物を継ぎ足して飲めば3時間や4時間は氷が残って冷たい飲み物を飲んだり、体へかけてクーリングすることができます。1本はバイクボトルを押して飲みやすいポディウムアイスにして、もう1本は真空ステンレスボトルにして、氷をいっぱい詰めておいて、ポディウムアイスに氷を移して、コンビニや自販機などで冷たい飲み物を継ぎ足していけば、走行中に継続して冷たいものを飲めるようにできます。ではでは。