クマさんのバイク専科

1ヶ月ぶりのつくばでした!

右腕が上がるようになったので、車を運転してつくばのショプへ顔を出しました。もっとも12月の8日にライド中に転倒して3箇所骨折していて、そのままアイシングしながら強引に運転して埼玉へ帰っていたので骨折なんか運転に関係ないのかも。1ヶ月以上自由に動けなかったので、健康な時なら感じないことが、こんなことになるとは。宇宙から帰ってきた飛行士みたいな、地球で立ち上がって活動するには重力に慣れる時間が必要みたいです。早くつくばを走りたいよう。インフルエンザで気管支も傷めてしまったようだし、復帰までが大変そうです。

 

肩もろくろく動かせないのに、ラグビーの試合でも見に行こうとしたら、昔のラグビーのチケット事情が変わってチケット完売の試合だらけ、にわかファンがめぼしい試合のチケット買っちゃうみたい。でもね新国立の3万人以外は、ラグビーの聖地の秩父の宮にしても箱が小さく、満員でも2万人前後。地方会場では、すでにガラガラの会場もあるみたい。完売なのに空席だらけという会場もありました。また企業チームの悪い癖が残っていて、関係者にサービスとしてチケットを配っているところがあるみたい。いくら人気と言ってもただ券だったら行かなくてもいいかという人が多かったみたい。

 

マスコミはラグビーブームに乗っかりたいから、バラエティもニュースも、ワイドショーも、ナショナルチームメンバーや人気チームの首都圏会場の満員風景をメインにして放映しているけど、地方の会場の前回ワールドカップ直後と同じ、このガラガラのスタンド風景にはコメントせずでした。本当のことを言おうよ。歪んでいるよって!。トップリーグの試合は体の回復を考えて1週間に1試合開催だから、毎週末に来てくれるブームがどこまで続くかな。前回のブームは2ヶ月くいでしぼんだからな。2020年は大学選手権、トップリーグと今はいいけど文化になるのかな。高校のチーム数や部員数なんか減り続けているからな。

 

世界最高峰のスーパーリーグからは日本チームが除外されるし、日本はトップリーグのプロ化は難しそうだし。実業団チームのプロ契約選手のギャランティが、オセアニアや欧州のプロリーグよりいいので、世界のトップ選手がプロ契約選手として日本に来ちゃうみたいだから。トップリーグの日本人選手の海外チームへの移籍は年俸のダウンを覚悟じゃないとできないし、スーパーリーグ以上のハードコンタクト試合での年間を通じた活躍はかなり難しいよね。サッカーと比べると選手の市場価値は低いし、日本でのラグビー選手の認知度を考えると、メッシやロナウドクラスはいないからな。

 

世界や日本のラグビーフットボール協会はまだまだ浮かれている場合じゃない。武士は食わねど高楊枝なんてこと言っていられません。ラグビーのワールドカップの優勝賞金0円ですよ。お金のたかで区別はしたくないけど、豊かになれるところに優秀なプロアスリートは集まるはず。国別のサッカーワールドカップも、クラブチームのヨーロッパチャンピオンズリーグの優勝賞金は40億円から130億円ですからね。ビッグクラブの所属選手の年俸合計は200億円から300億円で、テレビ放映権料やグッズ販売など、クラブの収入は1000億円を超えることもあります。

 

日本のラグビーの企業チームは、40試合の移動費、宿泊費、プロ契約選手の年俸も入れて、年間運営費が2億円から3億円です。これをプロチーム化するのには、10億円から20億円規模になります。弱小のJ1チームでもこれくらいかかります。自治体とジョイントしないと、とても賄えるものではありません。プロ野球チームは自前の収容人数6万人から3万人のドーム球場とか持っていますから、資産状況が全く違うわけです。

 

日本のプロ1チームの1軍、2軍、3軍など支配下選手の人数が300人、年俸の合計が30億円から50億円。チケット収入が250億円くらい、試合の放映権料が収入が加わります。ラグビーのプロリーグ化は経済状況をちょっと考えて見ても簡単じゃないですね。日本になんでスポーツが必要なのか、日本のスポーツはなんでもかんでも金メダルが取れないといけないのか。強いスポーツだけが偉いのか?。楽しむスポーツとか、苦手な競技があってもいいんじゃないか。ラグビーのにわかなファンがいなくならないように祈るしかないな。ではでは。