クマさんのバイク専科

ムズムズして来ているけど、我慢だね!

パンデミックの終焉て、いつくるのかな、来年7月の東京や世界は、のほほんとスポーツの祭典なんかやっていられるのだろうか。誰がそれを予測できるエビデンスを持っているのだろうか。どうも希望的な観測に基づいてのIOCと開催国との合意での延期決定のようだ。医学的な根拠のない開催期日の決定、またまたIOCと北米のスポンサーの都合や、首相の任期内の開催という政治的な利害との一致での決定ではないのかと思うと、嫌〜な予感がしている。東京の感染者は日に100人越えの増加という日も現実味を帯びて来ている。医療崩壊させないためには、これからが勝負どころなのだそうだ。

 

有名なコメディアンが亡くなったが、銀座のガールズバーで飲んでいて感染した可能性があったという、今、そのお店は消毒されて閉鎖されているという情報が流れている。もしそれが本当だとしたら、各メディアのニュースやワイドショーではどこで感染したのかには触れられず、亡くなった人を気遣った情報操作や自主規制が行われているとしか思えない。コメディアンの死をワイドショーは取りあげているし、追悼番組が盛んに放送されている。

 

肺炎の経験があって喫煙は止めていたが、毎日の飲酒は続けていたというリスクには触れているが、大勢の集まるガールズバーでの飲酒には触れられていない。コメディアンはウイルスに感染したら病状の悪化が予想される世代だ。所属事務所の人たちも、一緒に飲んでいた人は、コメディアンの体を気遣って、焼酎のロックを濃いですよと、水で薄めていたという取り巻きの人たちも、もうちょっとウイルスの感染に警戒して行動していたら、こうはならなかったのではと思うとちょっと残念だ。

 

もう東京は感染ルートの確認できない、誰がキャリヤかわからない、さらに、感染していても症状が出ないキャリヤのことも報道されていた。そんなパンデミックの最中に、カールズバーへ行くことがどんなリスクを生むのか、ご本人は「カラスの勝手でしょ」と言うかも知れない。その業界で偉くなってしまうと、取り巻きの人は気に入られようと思って発言や行動を容認するようになるので、ウイルス感染の原因になるような行動でまずいなーと思いつつ、なかなか、止めときなさいというような、しょっぱいことを言ってくれなくなるものだ。

 

都知事の記者会見は、明らかにコメディアンの感染にいたる行動をつかんでいたメディアに、会見の前に耳打ちされて知っていたふしがある。飲食店でのウイルス感染防止を訴えている時に、若い人の行動を戒めるだけでなく、コメディアンの感染に至る行動を意識して、年齢や飲酒させるお店をはっきり示して、行動の自粛をするように話していたからだ。パンデミックが宣言されて、自粛、自粛が続いているわけだが、桜の花が開花しかけている頃には、ちょっと気が緩んで来たことは確かで、外へ出たいとムズムズして来て、外出する人が3連休に溢れてしまっていた。実はパンデミックの序章に過ぎなかったことには気がついていなかった。

 

テレビのニュースもワイドショーも、ソーシャルディスタンスが意識されて、パーソナリティは飛沫感染を避ける間隔が開けられて、引き気味の間延びした画面になっている。これだけ情報が流されているのに、パンデミックを甘く見過ぎていた。イギリスでは、運動をして免疫能力を維持することが推奨されて指針が発表された。散歩、サイクリング、ジョギングなどのアウトドアの運動が、ソーシャルディスタンスを守って行うようにという警告が出ている。具体的な間隔は飛沫感染を防げるという2mほどという。ではでは。