クマさんのバイク専科

黒姫高原るんるん合宿の4月にきています!

4月の黒姫高原るんるん合宿、フィッティング&ライドの開催のために、長野県の信濃町の黒姫高原へ来ています。気温は激変していて、金曜日は気温16度、土曜日は朝は晴れていたのに、午後からしとしとの雨に変わり、気温が14度と寒くなりましたが。野尻湖からタングラム、スキー学校経由で黒姫高原へ無事に60kmを完走できました。日曜日は気温28度でしたが、何故か冷たい風が吹いて体感温度は涼しいという不異議な状況でした。

 

5月は佐渡ロングライド参加のために黒姫合宿はお休みさせていただき、次回開催は6月22日(前日泊・金曜日)・23日(土曜日・フィッティング&ライド)・24日(日曜日・ライド)です。参加お申し込みをお待ちしています。参加お申し込みは黒姫高原るんるん合宿で検索していただき、ホームページのフォーマットに従ってお申し込みください。担当者からお返事のメールが届きます。参加費用に関してもお知らせいたします。フィッティングの料金は1台5000円、新規のバイクのフィッティングに関してはリピーターでも5000円となります。

 

合宿の参加資格に関しては、50kmを走れる方、ロードバイクをお持ちの方、持ち込み機材に関してはプロのメカニックの整備した状態、またはメカに自身のある方はご自分で確認手入れして、故障のない状態でお願い足します。機材故障の整備不良車での黒姫合宿への参加はご遠慮ください。裂いてkなポジションを追求するための、フィッティングとライドにエネルギーを集中したいので、簡単に修理できるものに関してはメカトラブルが起こったリ発見した場合ライドを再開できるように対応いたしますが、メジャートラブル、整備不良状態でのバイク持ち込みに関しては、現場での修理は基本的にいたしかねます。

 

ライドはハードシェルのヘルメットを着用でお願いいたします。カスク、折りたたみ式のヘルメット、強度不足のエアロヘルメットでの参加は不可といたします。400ルーメン以上のヘッドライト、LED 3灯以上の明るい点滅式のテールライトを装備してください。このイベントはアクシデントへの対応は自己責任でお願いしています。特にイベント保険への加入はいたしません。納得の行く保証内容というのは人によって大きく違うので、ご自分で納得のいくサイクリングを含むスポーツ傷害保険へ加入してのイベントへの参加をお願いします。ライドでのアクシデントへの対応は自己責任で対応できること、がお約束です。内容をよくお読みいただき理解した上で、お手続きください。

 

7月のフィッティング&ライドの黒姫合宿の開催スケジュールが決まりました。7月14日(金曜日・前日泊)・15日(土曜日・フィッティング&ライド)・16日(日曜日・フィッティング&ライド)・17日(月曜日・休日・ライド)です。8月以降の黒姫合宿の開催スケジュールは、決まり次第ミクシイやホームページでお知らせします。

 

土曜日はフィッティングを午前中に行い、午後は野尻湖のランバージャックでお昼ご飯を食べてから、ポジションの確認のためのライドを実施しました。今日は定番コースで野尻湖の外周を走って、古海へ出て東急リゾートのタングラムスキー場を経由いて、新潟県側へ22kmのダウンヒルを走り、スキー学校経由で黒姫高原へ戻りました。午前中のフィッティングでは、パワーを発揮できて、回しやすい腰の位置を見極めて、その腰の位置をサドルがサポートするように調整することになりました。固定式のローラー台にバイクをセットして、20分間軽い負荷でペダリングしてもらうところからフィッティングは始まります。

 

スポーツバイクのポジションでもっとも重要なのは、パワーを発揮できてクランクを回しやすい腰の位置を見極めることです。サドルは上の面を水平にして、もっともペダルが遠くなる位置で、踏み下ろした側の脚は膝を伸ばした状態で、カカトを下げて足の甲が地面と水平になる高さに設定します。毎分80回転できる重めの負荷でペダリングしてもらい、10分前後ペダリングを続けると、自然に移動する腰の位置を見つけます。その腰の位置が踏めて回せる腰の位置です。その腰の位置でサドルがフィットするように、前後位置を調整します。

 

今回参加のライダーは、5人がかなり前にサドルを設定していました。2人が大きくサドルを後退させないと、股関節周りの詰まり感が発生して、ペダリングがギクシャクしているのを解消できませんでした。1人はWRの31.6mm系のRSRというシートセットバックできるシートポストで解決できました。ところがもう1人の方が乗ってきたのが曲者のタイムのエッジです。シートポストはラウンドなのでWRのRSRを使えそうなのですが、シートチューブ内径が28mmと特殊なのです。ボクもエッジに乗っているので、WRに28mm径を数本特注した記憶があります。

 

1本それが残っているはずなのですが、スペアパーツバッグを確認しても見つかりません。そこでひらめたのがタイムのシートポスト用のヤグラ小物を加工して、サドルを後ろへスライドさせるように作った小物がスペアパーツケースに入れてあるはずだと思い出しました。タイムの純正カーボンシートポストにこのヤグラを取り付ければ、20mmから30mmは、オリジナルのシートポストより、サドルを後ろへ引けるようになります。レールとヤグラ金具に滑り止めのコーティングを施してから組み付けを始めました。

 

 

腰の位置、それがパワーを発揮できるポジションの基準点になります。その腰の位置にフィットするサドルの設定探となり、前後位置、高さ、取り付け角度を微妙に調整することから始まるライダーが5人いました。それぞれ理想的なサドルの位置に設定できました。腰の位置がサドルの移動でサポートされると、不思議なことに股関節周りの詰まり感から開放されて、踏み込みやすくなるし、回しやすくなるのでケイデンスが自然に上昇します。こうして腰の位置が決まってから、ハンドルのポジション決めが始まり、午前中はあっという間に過ぎて行きました。