クマさんのバイク専科

Di2オリーブ号のシェイクダウン

3月21日の土曜日の朝、桜運動公園に集合してマジカルミステリーツアーです。
オリーブさんのDi2仕様のタイムのシェイクダウンで走りました。
2週間前にDi 2アルテグラへのチューンナップの話しを聞いて、前の週の土曜日に一緒にマジカルを走ったあと、
バイクをショップへ運んで分解してクリーニングしました。
その後でDi2アルテグラを仮組みしておきました。
アルテグラのパーツがそろうのに1週間、組み立ててお渡しまで2週間でした。

オリーブさんのタイムのインスティンクトは、Di2対応モデルではなかったので、
エレクトリックケーブルは外をはわせることになりました。
専用のリチウムイオン電池も外付けで、ボトルケージ用の専用アダプターをセットして、
ダウンチューブのハンガー近くになりました。
電池のチャージは専用のリチウム電池をバイクのホルダーから取り外して行えるので簡単ですし、
電池を2個持っていれば、1個をバイクに取り付けて、もう1個は家庭電源につないだチャージャーで充電しておけます。

バイクにセットした方が、充電忘れによる電池切れを起こしても、充電しておいた予備の電池との交換ですぐに対応できます。
変速の素早さにオリーブさんは感動したようです。
斜めにチェーンが駆動しても、フロント変速機は自動的に動いて、
チェーンケージと斜めになったチェーンとのチェーンタッチもありません。
特にフロント変速の早さトスムーズさには驚いたようです。
メカニカルの変速システムでは、左変速レバーを深く内側へ押して、チェーンが移りきるのを待っていたのが、
瞬時にモーターで強制的に変速するのが気に入ったようです。

改善されて来たシマノのデュアルコントロールレバーでも、フロント変速のれバー操作で嫌な思いをしていた部分が完全に解消したようです。
電池の残量のチェックをインジケーターでするのと、700km走行くらいで充電するのを忘れないでくださいね。
そういえば組み立ての時にボケばなしが発生しました。
デュアルコントロールレバーをドロップバーから取り外し、Di2 のデュアルコントロールレバーを取り付ける時に、
パッケージにシフトケーブルが見当たらないなと、けっこう真顔で探していました。

頭の中ではアウターケーブルと、茶色っぽいコーティングが施されたインナーケーブルをイメージして、
探していましたが、ハッと気が付きました。ある分けないよなエレクトリックケーブルなんだから、ってホッとしました。
マジカルを走り出す時に、ヴィットリアのトライアスロンと言う、
180gチューブラータイヤ装備の、前輪ハイペロンと後輪ボーラ50mmのホイールを貸し出しました。
いま使っているヴェロフレックスのクリテリウムより1本で70gも軽い
超軽量タイヤを佐渡本番で使いませんかというご提案です。

帰ってきてからは、ユニックの炭酸ガスカートリッジ式携帯ポンプの、ボトル台座アダプターへの交換と、
真空ステンレスボトルがボトルケージにセットしにくいし、ダブルボトルにすると緩衝するので、調整することにしました。
シートチューブ側のアジャスタブルのシマノの台座の樹脂製カバーを取り外し、
ダイレクトにタイムのカーボン製ボトルケージを取り付け、ボトルと電池が接触しないように固定しました。
ところがカーボンボトルケージのボトルを抑える爪が割れていることが発覚、交換となりました。

ダウンチューブ側は電池をよりハンガー寄りに移動して、ボトルケージを下へ移動して、
ぎりぎり2つの保冷ボトルが接触しない位置に固定し直しました。
ユニックのCO2インジェクションプロも脚に干渉することなく固定できました。

これで佐渡の準備は90%できましたね。後の10%は前後輪タイヤの180g化ですね。ではでは。