クマさんのバイク専科

アディダスのカントリーとスタンスミス

阿見のアウトレットで手に入れた、ティンバーランドの夏用のシューズのソールのカカトが斜めにすり減って、ついに、細いゴムひも状の紐も切れてしまいました。そろそろ替え時かな〜。移動でドライブする時間が長いので、ドライビングシューズに適しているか、蒸れがないかがけっこう重要なファクターなので、真冬でもこのサマーシューズを使っていました。でも、ケーンのサマーシューズは何だか馴染めないんだよな。ティンバーランドの後継モデルを探し始めて1年経つけど見つかりませんでした。

 

そこで、閉店間近の西武百貨店の隣り、つくばのABCマートにシューズを見に行きました。ビルケンシュトックの足の裏をサポートするソールの、ヒールストラップ付きのスポーツサンダルもいかなと思いましたが、まだ季節的に早いみたいで店頭ストックにいいモデルがありませんでした。そこで、クマジジイのエイジにはマストのブランド、アディダスのシューズを見ました。ありましたよ!、マジックテープ止めの3本ストラップのスタンスミス、そして、紺色とグリーンの編み上げのカントリーです。スーパースターも気になります。身長が173cm、足のサイズは25.5cmと小さいのですが、甲が高いのでぴったりサイズだと足がすんなり入りません。

 

爪先寄りがワイドなスタンスミスは25.5cmか26cm。カントリーは爪先寄りがタイトなデザインなので26cmか26.5cmのはずです。スタンスミスの在庫は26cmしかありませんでした。カントリーは紺色が26cm、グリーンは24.5cmしかありませんでした。スタンスミスはゆるゆるですが、まあいいかこのサイズで、これにしました。カントリーはグリーンの3本ストライプのモデルが欲しいので、つくば店をバックアップいているストックヤードの在庫を確認してもらいました。すると茨城県のストックヤードで26cmのカントリーが見つかり、翌日には家に無料で宅配されてきました。

 

アディダスブランド、本来は西ドイツの総合スポーツ用品メーカーで、アディダスラーが創設者で、このブランドのスパイクはラグビー時代の憧れのモデルでした。牛革のなめしもよし、軽くて丈夫なカンガルー革のヤツなんか宝物でした。甲高なのでドイツ製やユーゴ製は、爪先も甲もややタイトな感じでしたが、後輩選手にはかせて慣らし運転を終えると、樹脂製ソールのしなりやすさ、革の馴染みなど国産ものとは違いましたね。当時は西ドイツ製で、アッパーやソールが強化されたラグビースパイクの愛用者でした。バイクシューズもプラスチックソールにシュープレートをクギ止めする、エディ・メルクススーパーを使っていました。暫くして専用のプラスチックシュープレートのネジ止めも出るに変わり、それも使いましたね。

 

その後、アディダスは多国籍企業になり、製造拠点はフランス、ユーゴスラビア、ハンガリー、韓国、中国に製造拠点が変わってきます。そんなアディダスのシューズの中で、バスケットボール用のスーパースターのローカットとハイのブルーのストライプが入った革製シューズがお気に入りでした。アッパーのラストはかなり変化していますが、変わらないフラットなソールと足の裏の相性が、バイクシューズもスパイクもカジュアルシューズも気に入っていました。いまのマヴィックのバイクシューズにアディダスのソールの形状が継承されています。

 

スタンスミスとカントリーは、高校時代からタウンシューズの鉄板的な存在でした。ランディMCなどのラッパーが愛用したりして、今でもカジュアルのシーンで人気があって復刻版として製造されていて手に入るわけです。手に入れた2足のシューズを前に置いて、蒸れを防ぐためにどの位置にどのくらいの大きさの穴をいくつ開けようか考えています。ペンで穴を開ける位置を描いて、ボッシュの電動ドリルに細いドリルを取り付けて、リードの穴を開けて、プラスドライバーのいらないものを焼きごてにして、円い穴を広げて、細い金丸ヤスリで大きさを整えて仕上げてみたいと思って準備中です。今週末にははけるかな。ではでは。