クマさんのバイク専科

1年でタイム1台分重くなったな〜!

高校1年の体重が64、3kgでした。筋トレと食事で、3年で86kgに増加して体脂肪率7%でラグビーと自転車レースに取り組んでいました。筋力強化のために体重が増えた頃から、はっきり上り坂が苦手とは思っていましたが、60歳を越えて、病気もして、近頃は、ますます苦手になっています。ゆるい上り坂が激坂に見えてしまいます。パワーウエイトレシオの問題?、耐乳酸性の問題、それとも有酸素運動能力の低下?。そのいずれもが原因でしょう。

 

昨年の入院前には、体重は70kgになっていました。高校時代以来の60kg台へのと突入もありかなと思っていました。1ヶ月の入院で筋力も低下しましたが、心肺機能も耐乳酸性も低下していました。入院して手術して20日間はハイパー点滴で、一切口から食べることが止められて、体重が減ると思いましたが、70kgをキープして、退院の寸前の一週間は食事も許されて、71kgでの開放となりました。

 

つくばの病院を退院して、自分でクルマを運転して、その日に宝島で焼き肉とカルビクッパを食べて、すぐに糖尿病の専門病院へ行って診察してもらい。管理栄養士とのミーティングもあって、食事の管理の方法もアドバイスされました。糖尿病の薬を1種類処方されて、1ヶ月に1度の血液検査と採尿検査を受けることになりました。インスリンの注射でなくてホッとしました。退院して1週間後につくばのライドに参加して、左へ曲がろうとして、雨上がりのコケに前輪を乗り上げて左側へ転倒しました。

 

それが、そろそろ切腹した手術をしてから1年たち、体重は順調に78.6kgへとインフレーションしてしまいました。糖尿病にとって体重の増加は御法度です。糖尿病を管理してもらっている専門医から、あなたの理想体重は64kgなんだからね、と念を押され、食事内容をコントロールして、薬を飲んで、いくらヘモグロビンA1Cの数値が良くなっていても、体重のコントロールも改善には重要なんだからと言われています。

 

何が難しいって、元々が食いしん坊なんだから、美味しい物を食べる量を減らすこと、糖尿病という静かに忍び寄る危険に対して敏感になること、LSD レベル以下の毛細血管を伸ばす運動が体にいいので、続けて取り組みたいんだけど、運動するとお腹が減って、食べるのを我慢することが難しいんですね。上り坂や平地で踏み込めば、手術した傷の周辺が痛くなるし、LSDレベルを越えるとすぐに息がぜいぜいハアハアしてしまいます。そうです、心拍数が高くなったり、呼吸数が多くなって苦しくなると、すぐに踏み込まなくなっている自分に気が付きました。そうなると、全然スピードを上げられません。

 

体重が1年前より8kg近く増えて、より上り坂の登坂抵抗が辛くなっています。脚の筋力強化も必要ですし、苦しさを我慢して、少しはぜいぜいハアハアして、耐乳酸性の低下にも手を打たないと下るばかりです。もちろんLSDレベルを意識して1時間以上走らなければ。管理栄養士さんと相談した糖尿病メニューは2000キロカロリーでした。その野菜、タンパク質、糖質などのバランスの取れた食事内容を忠実に再現しなくては。食事の量はもちろん、3食の間隔を保つこと、急激に血糖値を上げないように、食べ物を食べる順番、薬を飲むタイミングなど、習慣づけなくてはいけないことがあります。

 

2週間前のライドで転んだ時に、どうも左側の擦過傷だけでなく、左の肋骨が折れていたようです。先週もつくばを走ったのですが、土曜日のライドでもの凄い痛み肋骨に感じました。しばらく力を入れてペダリングできず、時速20kmのクルクル走りが続きました。左の脇腹を触ると腫れていました。それでも翌日の日曜日のライドでは、少しは踏めるようになって走りました。走り終わると痛みが断続的に発生しました。

 

転倒してから3週間目の週末のライドも腫れは引かず痛みがありましたが、肋骨の骨折はテーピングやコルセットなどで固定して、安静にしてつながるまで治しようが無いので、そのまま土曜日も日曜日も走ってしまいました。脚の筋肉や関節の痛みの発生に加えて、肋骨の骨折の痛みが加わって、歩くのもままならないのに、バイクに乗ると50kmから100km走れてしまいます。不思議ですね〜。

 

とにかくタイムのバイクを1台背負って走っているんだと思うことにしました。だから遅いんだではなく、背負ったバイクの車輪を外したり、ゆくゆくはフレームをおろしたりすれば、少しは上り坂の走りも楽になるだろうと言うコンセプトです。地味〜にダイエットして、1年で増えた体重を、ゆっくり時間をかけて運動して、半年で4kgを目標に体重の軽量化に取り組みます。ではでは。