クマさんのバイク専科

土曜日と日曜日につくばを走りました!

先週の土曜日は朝3時まで雨がザーザー降っていました。天気予報通り、9時には路面も乾き始めて走れそうでした。気温はぐんぐん上がって湿度も70%以上に高くなってきて、外に出ると息がつまりそうです。まだ夏の名残は紫外線の強い日差しに感じますが、吹いてくる風はどこか冷たく、走り出してしまえば問題無しです。でもそろそろ秋冬のバイクウエアを準備しないと、シマムラじゃないけど、地域でのバイクウエアのバッティングを避けるため、アッパーは少量入荷なのでデザインもサイズも、お気に入りをゲットできなので焦ります。現物を見て試着して選びたいので、早めにショップで探しておこうなどと思いながらライドの準備です。

 

ボトルは気温が30度近いので2本の保冷に水を詰めました。空気圧は10年以上使っているヒラメの縦カムアダプター付きのレンコンプレッサーで、前輪7気圧、後ろ7、5気圧にセットしました。面倒でも空気の抜けるチューブ採用のしなやかな高性能チューブラータイヤは止められません。カンパニョーロのエルゴパワーシフターのブラケットの位置にストレスを感じるので、トルクスのT25レンチを持って走ります。スタート前に少し固定を緩めて走り出し、走りながらブラケットの位置を微妙に動かしながらのライドスタートになりました。

 

エルゴパワーシフターのブラケットは、馬の背のような形状で、先端に行くほどアールが小さくなって、先端が内側へもがり、中央と先端の2カ所を握って走ることが想定されています。とにかく上の面が微妙なスロープになっていますが、気になるのは中央を握った時のての平への当たりです。右左のブラケットを少しずつ上げたり下げたりして、ブラケットの手に当たる面の角度を変化させて、いい感じの位置を探しながら走りました。このブラケットの角度は組み合わせるグローブでも気持ちのいい位置が変わります。

 

毎年、ウインターグローブ、指付きの秋用グローブ、夏用のジロの指切りグローブで、取り付け角度を変えています。ボクの場合はジェル入りとかパッドのクッション性を高める構造のグローブは苦手で、かえって手が痛くなったりしびれたりします。革のパッチ一枚とか、フラットなディアスキンのグローブのほうが握り心地もよく、てのシビレも痛みも発生しません。ただし、ブラケットの上の面の角度が出たときです。最終的な煮詰めの段階では1mm以下の移動なので、微妙過ぎて走りながら握った間隔を確かめながらの調整になります。これでいいとなったらT25を差し込んで締めて固定となります。

 

最短距離で行くと36km、小美玉へイタリアンレストランへ食べに行きました。オリーブさんは一緒に走りますが、オリーブさん一家が小美玉のイルコンパーニュで1時15分に合流することになりました。1時15分にお店へ着くコースを選んで走ることにしました、ホントです。いわゆる時間調整のために木更津上空の旋回飛行みたいなコース取りなんですけど、景色のいいクルマの少ない快適コースを選びました。しかも、到着の時間はぴったり、オリーブ家のクルマがイルコンパーニュの駐車場に入るのと同時にバイクライドご一行様も到着しました。テーブルを作ってもらってそれぞれの好みでランチセットを頼みました。オリーブ旦那さんの頼んだワタリガニのクリームのパスタがめちゃ美味しそうでした。

 

手の込んだ前菜ののったサラダプレートと、生パスタとアイスコーヒーと,ラムレーズンのジェラートを食べて、お腹いっぱいになって帰ることになりました。ここの料理は日本人向きにアレンジしないで、イタリアンな味をそのまま大切にしてキープしています。オーナーシェフごちそうさまでした。帰りのコースも半端じゃない快適コースを選びました。オリーブさんとベジタリアンS さんは上りのトレーニングコースの風土記の丘の坂を上りに行き、それを待っている間に一休みしてから、大関いちごの苗が植わった温室を見て80km走ってつくばへ帰りました。美味しいいちごは、11月の末から12月からだそうです。

 

日曜日は晴天でした、SRMはショートコースで、石下の団子とお抹茶ツアーのつもりでした。ところが着いてみるとお抹茶とコーヒーはお彼岸の繁盛期で本日取り扱い無しだそうで、看板に布がかけられていました、玄米茶が用意されていて、テーブルとイスを寄せ集めて、みたらし団子、ゴマ団子、あんころ餅を思い切りいただきました。つくばから新都心を抜けて、石下のお城を目指して小貝川を越えて、最短コースを走って来たのでここまでで15kmです。食べ終わって、小貝川の土手に出て、次の橋までひともがきすると、大竹しのぶさんと走って食べに行ったことがある、吉沼のコロッケ屋さんに出ました。

 

男爵コロッケや唐揚げを頼んで、店頭で食べました。しかし,なんで揚げ物はこんなに美味しいんだ、医師から禁止されているのに特性の醤油ダレでつけ込まれている唐揚げを、1つ2つと食べてしまいました。さすがにはす向かいの和菓子屋さんの小倉の生どらは、食べ過ぎだろうと思って次回にすることにしました。再スタートです。このままでは30kmも走らないうちにつくばへ帰り着いてしまうし、このままではどう見てもオーバーキロカロリーなので、ちょっと遠回りして帰〜ろ、のプラスライドをすることにしました。

 

このままでは帰れません、北部工業団地に向かって筑波山方面に方向を変えて走りました。クルマの少ない道路をのんびり走って少しずつつくばへ近づいて、桜運動公園サイドをかすめて12時過ぎにショップへ帰りました。50kmを走り終わっても、ちっともお腹が空いてきません。すると会社の仲間と走っていたオリーブさんから電話で、後輪がパンクしたみたいでみてもらえますかと言うので、ショップ前で待っていると、ボーラの50mmの後輪のタイヤがスローパンクしていました。クルマからミヤタのリムテープ、テフロンコーティングしてチューンナップしたヒラメヘッドホース付きのレンコンプレッサー、カンパニョーロのカーボンタイヤレバーを取り出して、チューブラータイヤのパンク修理に取りかかりました。

 

パンクしたヴェロフレックスのクリテリウムをリムからはがします。気温が高いしミヤタの両面粘着リムテープののりが感圧タイプなので、空気が抜けるとタイヤレバーを使ってはがしやすかったです。リムテープは全部タイヤ側に付いて外れました。延長バルブを外して予備タイヤにセットして、ミヤタのリムテープで張りました。ミヤタのリムテープはオリーブさんがカーボンリムのバルブ口からバルブ口まで張り付け、少し空気を入れた新品のビットリアを引き伸ばしながらリムにセットして、センターを出してから接着面のフィルムを引き抜いて、空気圧を7気圧まで上げて圧着させて張り付けてパンク終了です。週末、無事に走れて良かった。

 

走り終わって一安心、ショップスタッフのみちこさんが懐かしがっていたサバランのケーキを、不二家で売っているので、夏に食べられなくなって痩せたというミチコさんの、体重を増やすお手伝いをするために手に入れてきました。実はマツナガ家の3人の子供達の夏休みの宿題完成、提出のお祝いも兼ねていたので、サバランではリキュールで酔っぱらってしまうかもと、北海道山のチーズを使ったチーズケーキを彼女たちには選びました。特に3女は夏休みの宿題を夏休みの終わりにカバンの中から見つけてして、涙ぐんでいたそうです。夏休みの宿題を1つとしてやらず、提出できなかったクマジジイとしては、彼女の心境は推し量れませんが、リカバリーして提出したそうなので、君のためのお祝いのケーキなんだよ。ではでは。