クマさんのバイク専科

2018年の佐渡ロングライドを走ってきました!

5月20日の佐渡ロングライド、ふじみ野から新潟までの関越の高速道路の移動でした。それまで晴れていたのに、長〜い関越トンネルを越えると、そこからは大雨でした。新潟港からの佐渡汽船のフェリーは5000トンあるので、相当海が荒れていてもめったに欠航しないので佐渡への移動に不安はないけど、港を出たとたんにフェリーは大揺れでした。でも、乗船時にクルマへストッパーを当てたり、チェーンをかけていないので、フェリーの船乗りにとってはたいしたことのない状況ということ。うねりを越えるたびにエレベーターが止まる時のようなスーッと下へ引いて行く微妙な揺れです。

 

気持ちのいい状態ではないので、みんな2等ジュータン室で、横になってしのいでいましたが、ボクは船酔いしたことがほとんどないので船内を歩き回りました。外洋に出ると船はうねりに乗って浮き上がったり沈んだり、なかなか凄い状態になりましたが、航跡が伸びる船尾に行ってみると、船のピッチ系もロリング系の揺れもほとんど感じませんでした。しばらく、新潟港からフェリーに付いてきたカモメにパンの切れっ端を投げて遊んでもらってから、船内の食堂に行って、岩のり蕎麦をしっかり食べました。大王Kさんもお蕎麦を食べていました。食べ終わってから船尾に行くとまだカモメが3羽飛んでいて、イルカも3頭ほどフィンを見せてうねっている日本海でフェリーをドラフティングしていました。

 

両津港へ2時間40分、通常の航海時間より10分遅れで着きました。3人乗りの車には6台のバイクを積載しています。毎年お世話になっている宿は、広くきれいな部屋を用意して待っていてくれました。屋上には露天風呂もあっていい感じです。いつものフロントのお姉さんもいましたし、お世話になっている仲井さんも元気でした。おいしいご飯も食べさせてもらいました。もちろんまるまるのカニ付きですよ。イベント当日の出発は4時頃、朝ご飯代わりのおにぎり弁当も用意してくれました。結論から言えば、ボク以外は210kmコースや130kmコースを全員完走しました。1名トンネル内で落車しましたが、打撲だけで済んだようです。

 

無事にライドを終わっておいしい夕飯を食べて月曜日に仕事の入っている人は、月曜の朝イチのジェットフォイルで帰って行きました。本当にお疲れさまでした。ところで、両津の宿には来年の分の予約を入れて帰りました。そうそう、ライド中にたまごちゃんからメールが届きました。同日開催の榛名山ヒルクライムでたまごさんが優勝しました。凄いね!、乗鞍も頑張ってね。佐渡での出来事は、Nチーフプロデューサーの残り2分で完走とか、ボクの後輪にハスってオリーブさんの落車とか、タケちゃんとオリーブさんにさんざんアシストしてもらったクマジジイのリタイヤとか、盛り沢山だし佐渡ロングライドはホントに面白過ぎです。

 

130kmコースにエントリーして、今年は完走しようと思っていtのですが、実は糖尿病薬の副作用で筋肉に激痛が発生していて、ここ数ヶ月まともに歩けていなくて、ふらついたり、そのリカバリーをしようと踏ん張ると激痛が発生していました。よれよれ歩くのに毎週末にマジカルミステリーツアーでつくばを走っていましたが、足のむくみも発生していて、走行距離を伸ばせなかったのはこのせいです。そんな走りを見かねて、平地ではタケちゃんが風除けになってくれて、上り坂ではゆっくりでいいからと待っていてくれて、後ろにはオリーブさんが千切れそうになると見張ってくれていました。

 

そんなスーパーアシストを受けたので、100km地点の両津の関門で1時間以上のリミットタイムまでの余裕がありました。2人をボクの巻き添えで関門のリミットタイムをオーバーするのではと心配になって、置いて行って欲しいと申し出ましたが、2人は辛抱強く一緒に走ってくれました。涙が出そうでした。後30kmを走れば走れそうでしたが、股関節や筋肉の痛みが発生していて、安全に走るための集中力が保てそうにないので、アシストしてくれた2人には申し訳ないけど、ここで諦めました。そんなマジカル仲間の熱い走りを体験して、来年もチャレンジする気になりました。2には心よりリがとうしかありません。佐渡へ向けてさぼっていた仕事のツケが回ってきているので、少し落ち着いてから盛り沢山の出来事は話しまますね。ではでは。