松永さんに加工をお願いしたフレームの電動コンポーネント組付けです。
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まずはエレクトリックケーブルの長さ決定から。
通常の内蔵配線と異なるため注意して長さ出しをします。
内蔵のタコ足配線(ジャンクションB)をシートポスト内に入れ、ダウンチューブとリアディレイラーの配線をボトムブラケット外側から内側に配線するため、ダウンチューブとリアディレイラーに接続するケーブルを少し長めに、逆に短くて済むフロントディレイラーは短めにしました。
ダウンチューブへの配線は松永さんが加工してくださった穴へボトムブラケット側から挿入しヘッド側に出します。構造的にヘッド側からの挿入ではたぶん一生かかってもケーブルの先端が出てこないため、フォークを抜いて通しました。
▲ヘッド配線
▲ボトムブラケット裏側の配線
フロントディレイラーとバッテリー用のケーブルも配線しリアディレイラー用のケーブルはルーティンに気を付けて右チェーンステーの下側に配線し専用のテープで固定しました。
▲フロントディレイラー配線
Di2の場合は配線さえ終わってしまえばあとは調整するだけ。
調整が完了したら全体を仕上げ、最後にDi2のファームウェアをアップデートし充電して完了です!
無事、11速化と電動化を両立できました!
▲ファームウェアアップデートの図
電動化でストレスのない変速を!シンクロシフトによる自動ギア比調整はすごく便利です。
フロントディレイラーを変速したときはギア比を調整するためにリアディレイラーも調整する必要がありますが、Di2ならその辺を自動的に変速してくれるシステムがあります。
フロントの変速に合わせた自動変速モード、リアの変速に合わせたフロントの自動変速モード、完全マニュアルモードを選択して使用できます。
SBTMスタッフはみな電動コンポーネントを使用しておりアフターケアも万全です。
店長・松永さんはスラムの無線電動コンポーネントRED e-Tapを、スタッフ サカマ&カトウはシマノDi2を使用しています。
天気の良い土日にはDi2を載せたバイクで出勤していますので興味のある方はお声がけください!