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バイクパッキングが流行っています! -148走目

時期的なものもあるでしょうが、夏休みに突入した学生さんを中心にバイクパッキングが流行っています!皆さん北海道や四国、九州などを巡るようです。

ツーリングというと、ランドナーやスポルティーフといったツーリング車にキャリアをつけてパニアバッグをつけてフェンダーをつけて走りにいくなんていう自転車の印象が非常に強いのですが、最近はパッキングアイテムの充実によりロードバイクでツーリングに行く、という方も非常に多くなっています。

ツーリング車の大きな特長はなんと言っても積載できる荷物の量にありますが、その多くがクロモリフレームで出来ているため荷物も含めると総重量でデメリットが出てしまいます。それをカバーするためにフロントにはトリプルギア、リアにはワイドレシオなスプロケットが初期装備としてついていることがほとんどです。

いくらギア比でカバーするといっても重さや走りの重さが変わるわけではありません。

ロードバイクを使ったツーリングですと、まず車体の軽さ、走りの軽さが際立ちます。荷物の積載量はツーリング車には劣るかもしれませんが、大きなシートポストバッグを使う、フレームバッグを使うなどである程度の対応は可能です。

今日はそんなロードバイク・ツーリングに便利なアイテムのご紹介です。

シートポストバッグ

ロードバイク・ツーリングで非常に重要になってくるアイテムがこのシートポストバッグです。サドルバッグをかなり大きくしたものがコレです。

out post seat pack

当ホームページでも紹介したことのあるBlackBurn(ブラックバーン)アウトポストシートパックです。このバッグの魅力は何と言っても容量と使いやすさ。

最大11Lまでの荷物が収納可能で、完全防水機能を持つグレーのパック本体部分と黒いガワの部分はそれぞれ独立しているので非常に扱いやすいバッグです。バッグのお尻部分にはフックタイプのテールライトを付けられるので夜間走行も安心です。

この手のバッグで問題となるのがサドルの高さです。日本人は諸外国人と比べるとどうしても脚が短い方が多くサドルを高くしにくくなります。そんなサドルにこのバッグをつけると、身長や脚の長さによってはバッグ底部分がリアタイヤに擦ってしまうことがあるのです。

僕もブラックバーンのシートポストバッグは持っているのですがいかんせん脚が短くサドルの高さがあまり高くないのでこれをつけるとタイヤに擦ってしまいます。

そんなときにオススメのバッグはこちら。

smart easy pack

OSTRICH(オーストリッチ)スマートイージーパックです。

ブラックバーンのバッグと比べると、容量は7Lと少な目ですが、何より嬉しいのはサドル高があまり高くなくても付けやすい!ということ。

ブラックバーンなどは取り付けると気持ち縦長の状態で自転車に付きますが、オーストリッチのバッグは後に伸びるイメージで取り付けられます。そのためタイヤに擦りにくくなっているのです。

容量は少なめですが、シートポストバッグ上にはゴムバンドがつけてあるので、かさ張ってしまう輪行袋などはシートポストバッグの外側に収納することが出来るので、思った以上に入ります。

 

シートポストバッグだけでは容量が少ないときはどうするか。

フロントバッグやフレームバッグ、トップチューブバッグなどをつけることをオススメします。

バッグパックは最終手段です!

自身で背負うのが最もカンタンなやり方ではありますが、体力を奪う一番の原因でもあります。ロードバイクに乗るときはたいてい前傾姿勢になります。そこに荷物を背負うと重たくなくても腰や肩にかなりの負担を掛けることになります。長距離を走る上ではとにかく自身への負担を軽減することを優先に考えたほうが良いので、バックパックはどうしても荷物が入りきらない・・・!というときにお使いください。真夏の場合背中が蒸れてしまったりというのもありますからね。皆さん思っている以上には疲れると思います。

 

自転車雑誌などを見ていると”○○一周” やツーリングなどが流行っているように思います。そんなときに荷物のことで不安なときがありましたらこの記事を思い出してみてはいかがでしょうか。