職人マツナガ通信

4月8日

右側転倒にご用心。
ちょっとした不注意で右側にバイクごと倒れてしまう、
けっこうありますよね。
コロッとこけたら、たいしたこと無いと思いがちなのですが、
それが落とし穴。
現行のバイクのほとんどが、リアディレラーの取り付けられるブラケットがアルミでできています。
アルミなので、それほど大きくない力でも曲がってしまいます。
なので、たちごけ程度でも曲がってしまうことがあります。
ここが曲がっただけでは、リア変速はするのですが、
内側にまがっているので同調はしません。
気がつかないでローまで使ってしまうと、
ホィールに変速を巻き込んでしまい、
変速機もホィールも壊してしまうという惨事になってしまいます。
先日Di2ご使用のお客様が不覚にもこれにはまってしまい、
カーボンのガイドプレートにヒビがはいってしったリアディレラーの修理依頼をお受けしました。
右側に転倒をしたらとりあえず、変速はトップがのみして、ロー側は絶対に使用せず、

至急ショップにお持ち込み頂くのをおすすめします。
もし、こんな心配をしたくないという方には、
リアディレラーガイドなる商品もあります。
(リアディレラーガード SBTM価格¥1,890)
こちらを取り付けると、転倒時かなり曲がってしまう確率は少なくなります。
この商品いいと思うのですが、
どうも取り付けていると初心者マークをつけているようにおもわれて、
居心地が悪いようで、あまり人気ないです。
いい商品なんですがね~。