職人マツナガ通信

5月24日

悪戦苦闘。
チタンのシクロクロスフレームに電動メカ、
キャリア付きツーリングバイク、
という、SBTMらしい、めずらしいバイクを組み立てています。
バイクそのものは後日記させて頂くとして、
本日はキャリア取り付けです。
軽量で太いタイヤがはけるツーリングバイクをご所望ということで、
チタンをお選びしましたが、
レース仕様なので、キャリア用のネジダボ穴がついていません。
オーナーのTさんは、結構な荷物を載せる可能性があるということで、
しっかりしたものが必要です。
そこで、みつけたのが、質実剛健なドイツのtubusというブランドのラックシステム。

リアエンドにダボ穴がないフレームに、キャリアに取り付けるためのアタッチメントが、

耐荷重25kgということでありました。
これに、同じtubusのキャリアとバックを組み合わせて使うことに決定。
ただし、キャリアはそのバイク専用設計ではないので、
フレームの寸法により、つけられないこともしばしばあります。
この手の作業をするときは、よくよく考慮して、
腹を決めたら、何が何でもつけてやるという覚悟で臨みます。
今回の組み合わせも、やっぱりといおうか、すんなりとはいきませんでした。
ラック、アタッチメントともに同ブランド品にかかわらず、
キャリアにアタッチメントがつきません。
もちろん、輸入元には、組み合わせ大丈夫という事は確認ずみなはずでしたが。
ドイツ製品にしては、めずらしいですね。
キャリアなんかは、本当にしっかりつくってあって、さすがドイツと思わせてくれるのですが。
バックはそのキャリア専用設計なので、何が何でもこのキャリアをつけなければなりません。
そこで、加工と相成ります。
加工するにあたり、加工後ちゃんと使えるかどうかも確認をしながら作業をしなければなりません。
加工して使えなければ、商品はお釈迦となってしまいます。

♪悪戦苦闘の連続だけど、シャバダ、シャバダ、たすかった♪
どうにか最初の計画通り取り付け完了。
また、本日も日付がかわっちまったよなぁ。