職人マツナガ通信

11月24日

広島のFさん。
プロジェクトMのオーダーのために、Fさん広島よりご来店。
もともとFさんは、つくばで研究職をされていました。
SRMの常連さんで、筑波八耐なんかも一緒に楽しんでいました。
最初の一台は、アンカーのカーボンバック。
つくばへこられて、まだ間もない頃のようで、
2003年初めて来店されたときは、ロードバイクは初めて。
ロードバイクには興味があったのですが、
学生ではお小遣いがなく、手に入れることができなかった。
ようやく手に入れることができるようになったんだ、うれしそうにと話してくれた事が印象に残っています。
静かな物腰で、運動などするのかな、と思わせたファーストインプレッションとは裏腹に、
ガンガン乗りだだして、
二台目は、アンカーのネオコット、クロモリバイクでした。
そうして、二年前に仕事のため故郷の広島に帰られました。
ボクが思うに、つくばライフはそのままロードバイクライフと重なっていたんではないでしょうかね。
広島へ帰る間際、つくばでの生活で、仕事が大変な時も、自転車に乗ることで気が晴れて助かった、という言葉をもらいました。
つくばの学園都市は、人のサイクルが十年と聞いたことがあります。
確かに、SBTMでも開店した当時のSRMメンバーと、今のメンバーはガラッと変わっています。
さびしいという反面、こうやってFさんのように、
遠くにいかれてもおつき合いをさせてもらえることが、とてもうれしいです。

向こうにかえられても、マイペースで自転車を楽しんでいるようで、
ボクも一度は行ってみたい、
ポニョの舞台になった鞆の浦あたりも走り回っているとのことです。
そうして、ついにプロジェクトMのオーダーと相成りました。
ええもん、つくらせてもらいまっせ。