職人マツナガ通信

1月7日

穴明け。
お嫁入りがきまった、
デローザR848にボトルケージのダボ穴追加加工作業です。
レディース向けの一番小さいサイズですと、
シートチューブにボトルケージ穴がついていません。
オーナーのW女史は、真夏は絶対ダブルボトルが必要ということで、
取り付けることになりました。
チューブの肉厚確認をして穴位置を決めて、ドリルで穴明け、雌ねじになるリベットネジを、
リベット接着します。
すでに塗装もできている完成品への作業はとても気を遣い慎重に行います。
しくじったらそれで、おしまいですから。
プロジェクトMに使用している高強度接着剤でとめるのですが、
これが加熱をしないと硬化しないものなので、
加熱の方法に気を遣います。
プロジェクトMと同じ加熱器をつかうと、
塗装膜をこわしてしまう可能性があります。
できあがりをみると、なんてことのないものなのですが、
いろいろ工夫をこらせています。