職人マツナガ通信

6月1日

世界最小 無線操縦ヘリ。
新聞の新商品紹介欄に、
無線操縦による手のひらにのる大きさのヘリコプターのおもちゃが載っていました。
これは! と思い、
注文しようと早速インターネットでしらべましたが、
人気商品で、発売前というのに予約完売状態。
う~ん、欲しい~。

ラジコンが特に好きかというとそんな事はないのですが、
家の中で飛ばして、遠隔操作するというものに、
すごい思い入れがありました。
七歳位の時だったと思うのですが。
当時、家の近くの駅ビル(鉄道の駅に併設しているデパート)は、
外食をしたり、ゲームセンターがあったり、おもちゃがあったりと。
自分にとっては、とっても楽しい楽園でした。
そこの、おもちゃ屋さんで、
サンダーバード2号機がショーウインドにかざってあり、
無線操縦できるような事がうたわれていたのです。
今思うと、当時無線操縦のおもちゃなどなかったので、
自分の思い違いと思うのですが、当時はそう信じきっていて、
どうしても、欲しくて、欲しくて、親にねだりました。
家の中で、サンダーバード2号が飛んでいることを想像すると、
おしっこ漏らさんばかりに興奮してました。
なんとか、承諾を得たのですが、誕生日まで待てという約束に。
どれくらい待ったのか覚えていませんが、
約束の誕生日、駅ビルのおもちゃやにいってみると、
そこにはもうサンダーバード2号はありませんでした。
親にうったえて、お店の人にきいてもらいましたが、
そういうものはないと・・・・・・・。
その時の失望感といったら、
今でも覚えているくらいなので、相当なものだったのでしょう。
それがトラウマとなり、
家の中で遠隔操作で飛ばせるものへの憧れが、ずっと自分の中にあったようです。
それが、四十年以上たった今ヒットしたわけで。
ん~、欲しい、欲しい。