職人マツナガ通信

7月5日

クライマックスへ。
図面寸法にカーボンチューブをカットできたら、
ラグにはめこみ、治具にのせていきます。
図面の寸法と実際の誤差を現物あわせでカット調整していきます。
この寸法も、あまりにもピッタリですと、
接着剤を硬化させるための加熱時に、
熱膨張をしてまい、全体に無理な力がかかってしまうので、
ほんの少し遊びのある長さに調整していきます。
この辺りも机上ではおぼえられない、現場作業です。
こうして、カーボンチューブの寸法が決まったら、
いよいよ接着です。