職人マツナガ通信

2002年 1月17日

今日はメーカーの新製品発表会で東京へ出かけたため、ショップは臨時休業させてもらいました。
ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
adidasウェアの発表会なのですが、もう今年の秋冬物です。
ふ~、なじめないな~、このスピード。
でも、オトナの自転車遊び向けに、なかなかよさそうないいものありました。
みなさんの大事なお小遣い、有効に使ってもらえるよう、目を皿にしてチェックしてきました。
ボクだけの目ではちょっと頼りないので、sbtmアドバイザーのサイスポの"フーさん"ことフジシタさんにもチェックしてもらいました。
今年の秋冬物ご期待下さい。
 
いつもですが、東京にでると、ヒトの波にどっと疲れます。
超苦手ですね、人混み。
これなら自転車で100KM走った方が、なんぼかいいです。
 
東京といえば、有楽町にあった洋書の"イエナ"の灯が消えることが昨日新聞に載っていました。
洋書の専門店で、ないものは海外へ発注をしてくれるような細かい対応をしてくれていた本屋さんです。
高校生の頃、ヨーロッパのレースの事が知りたくて、海外の雑誌がある書店をさがしまっくて、たどりついたのが"イエナ"でした。
もちろん外国語は読めませでしたが、その写真にコーフンして、鼻息荒く雑誌を買った記憶があります。
(自転車の本ですよ・・・・)
今のようにインターネットで即情報が手に入る時代ではなかったですから、
ツールなどの唯一の情報源でした。
また、海外へ行くときには、その地域の詳細地図が手に入ったので、随分と助かりました。
新聞によると、円高による価格の値下げや、インターネットの発達で、本屋を通さずに海外から本が買えること、また、そのような流通スタイルによる価格破壊で、細かい対応ができなくなってしまったというような、閉店の理由が書いてありました。
 
こういう話をきくと、社会にその仕事がなくなってしまうのは、その人の能力がないとか努力が足りないとかいうことではなくどうしようもない世の中の流れなのかなと思います。
誰のせいでもないんですよね。
 
さ~て、ボクの仕事はいつまでできるのかな?