職人マツナガ通信

2002年 1月19日

最近自分が一日に何時間くらい仕事をしたのかが気にならなくなりました。
自営ということもあり、何処までが仕事でどこからがプライベートという境目があいまなこともありますが。
 
最近新聞で読んだのですが、今ドイツやフランスでは、ワークシェアリング(仕事の分配)のためといって一人あたりの週の労働時間を規制する法律がより一層厳しくなるらしいです。
一人あたりの仕事時間を規制して、より多くのヒトに就労のチャンスをあたえるとい目的らしいです。
ドイツでは週休3日の企業もではじめているようです。
でも個人商店の、個人の人力作戦で戦っている人たちは、働時間をきめられちゃ、商売上がったりということで反対のデモをしているそうです。
国が働いちゃいけないというのですからすごいことですよね。
おそらく、この法律からいったらボクは全くの法律違反者でしょうね。
 
世の中には仕事もあり働く場所もあり能力もあるのに働けない、ヒト達もいると思えば、働き過ぎで死んでしまうヒト達もる。
また今日TVで、ある炭坑の閉鎖をやってましたが、世の中の流れで炭坑が閉鎖に追い込まれ、突然仕事場をなくされてしまったヒト達もいる。
その人は21年間も一筋でやってきた仕事を。
 
なんだかこんな事を考えていたら、一日何時間仕事をしたなどと考えることが、あまり意味のないように思えてきました。
もちろんカラダを壊ししてしまうほど、やることもあまり意味のないこととおもいますが。