職人マツナガ通信

11月1日

マヴィックペダル修理。
販売が終了して久しいマヴィックアルチメイトペダル。
オレンジ号を駆るNさんが、スプリングの役割をするカーボンプレートが割れてきてしまった、
ということでお持ち込み。
マヴィックに修理を問い合わせると、すでに取り扱い終了、というつれない返答。
では、ということで。
ペダルそのものは、タイムのXPRESSOなので、タイムの輸入元ポディウム社に問い合わせると。
マヴィックのペダル修理は受け付けない、という、これまたつれない返答。
カーボンプレートは、スペアパーツとしても販売していない。
このペダル、6万円近いペダル、このままおしゃかにするには忍びない。
苦肉の策で、カーボンプレートの交換をご提案。
Nさん、おなじマヴィックの下位グレードのペダルをお持ち。
そのペダルのカーボンプレートを外して、
アルチメイトペダルに取り付けるということ。
下記グレードのペダルはしんでしまいますが、アルチメイトを犠牲にするよりはまし。
っということで、プレートの交換です。
マヴィック、タイム、ともに、ペダルの作業はすべて輸入元に任せるというしきたり。
なので、分解手順も全くわからず。
さて、どう分解するか。
ペダルを前に、考える、考える。
こういう時ボクは、組み立てたものなので、必ずばらせる!、ッということを信条に作業を進めます。
睨めまわして、いじっていると、何となく構造がわかってきました。
へたに、ばらして、壊してしまっては元もこもないので、慎重に慎重に作業をすすめます。
ん~、わかった!
思っていたとおり、構造は簡単でした。
ばらせました!