職人マツナガ通信

2月3日

FさんのプロジェクトM、治具がセットできたらラグをつけていきます。
シートチューブとヘッドチューブがセットできたら、
ダウンチューブ用のラグパートを、ダミーチューブにとりつけてつけていきます。
つきあわせ角度などの微調整は、ハンドヤスリでやっていきます。
ヘッドチューブの下側が末広がりになっているので、
通常のつきあわせカットではあわず、さらに手直しが必要となります。
つきあわせ角度がピッタリあったら、点付けの仮ロー付けをします。
お次は、チェーンステーです。
スルーアクスルではない、今までの、ノーマルのリアエンドでしたら、
まずチェーンステーとリアエンド取り付けて、それから治具にのせられたのですが。
スルーアクスルになってから、その手順では作れなくなってしまいました。
リアセンター寸法を、まず治具でセットをして、その長さにあわせて、チェーンステーを加工していきます。
リアセンター寸法は、できるだけ加速感をだしたいので、ミニマムの長さでつくります。
Fさんには、25C以上のタイヤは使わないということを確認してあるので、
25Cタイヤでギリギリノ寸法にします。
治具がセットできたら、そこから寸法をとり、
現物あわせでチェーンステー長さをカットしていきます。