職人マツナガ通信

7月2日

ワイヤー内蔵通し。
先日ここに書いたボーマの組み立てです。
まずは、油圧ホース、シフトケーブルアウターをフレームの中に通します。
日本ブランドということで、作業性をよ~く考えて作っているはずです。
っという思いで作業を始めてみると。
ん~、結構原始的な構造。
作業者の器用さを問うような構造だ。
まあ、ないとは思いますが、ケーブル通しのマニュアルをHPで探してみますが、やはりなし。
結局構造をみて、自分で考えて作業をするしかない。
あ~じゃない、こ~じゃないを繰り返し、なんとリアブレーキホースを通すことができました。
お次はシフトアウターワイヤーです。
このフレームは、フルアウター形式で、フレームの中にアウターケーブルがフルで入ります。
リアディレラー用のアウターケーブルは、ダウンチューブ上から入って、リアエンドの末端ででてきます。
リアエンド部分がカーブを描いて出てくる構造なので、当然リアエンド側からケーブルをいれる。
このまま、BB側に素直に出てくると思いきや。
チェーンステーの途中で止まってしまう。
何度繰り返してやってみても同じ位置でとまってしまう。
念のため逆からいれてみても、止まってしまう。
ん?。
どうも成型時に、内圧バックの残骸がのこってしまっているようだ。
こればっかりは、どうなっているのかは見られない。
仕方がないの、インナーケーブルを通して、それをガイドにアスターを通そうとしてみる。
っと、インナーケーブルもとおらない!
なんてこった。
インナーケーブルが通らないような、そんな大きな障害物はないはず、っと信じて。
何度も、何度も、インナーケーブルをいれて通してみる。
すると、なんとかインナーケーブルは通った。
お次は、このインナーケーブルをガイドにアスターを通していく。
やはり、なかなか入らず抵抗する。
こちらもあきらめずに、何度も何度も繰り返していくちに、なんとか通りました。
ふ~。
このケーブル通しの作業だけに、数時間を要してしまった・・・・・・・・・。