職人マツナガ通信

2月17日

ブルべライダーNさんのプロジェクトM、変速機交換です。
シマノDi2仕様で使われていたのですが。
バッテリーの消費がはげしくなって、充電してから一週間ももたない、
っということでお持ち込みいただいたのが昨年の10月。
シマノさんのE-TUBEプロジェクトというアプリを使って、
パソコンとつなげて不調の原因を調べてみると。
リアディレラーに不調が見つかった。
要交換ということがわかりました。
そこでパーツを手配したのですが、ようやくパーツが到着して本日作業となりました。
実に四か月待ち。
それでも、Nさんだましだまし使えていたらよかったですが。
もしこれが完全動かなかったら・・・・・。
作業を始めてみると。
いつものレバーのスイッチと変速機の動きが連動しない・・・・。
そうなんです、Nさんご自身が使いやすいように、
レバーのスイッチと変速機の動きをオリジナルの組み合わせに変更してあるんですね。
右レバーにある二つのスイッチの一つを押すと、
リアディレラーはトップからロー側に動き、
もう一つを押すと、フロントディレイラーがアウターからインナーに動きます。
左レバーの一つのスイッチを押すと、
リアディレラーはロー側からトップ側に動きます。
もう一つのスイッチを押すと、フロントディレイラーがインナーからアウターにうつります。
ようるすに、右のレバーを内側に押すと押す方向にリア、フロントともに変速気が動き、
左レバーを内側がに押すと押す方向に、またリアとフロントの変速機が動くとういうことです。
これ、慣れてしまえば何の問題もないと思いますが、
いつもと違う動きをするので、調整にてこずりました。
ブルべのような長距離を走っていると、
後半変速するのに迷ってしまうことがありそうなので、
こういう組み合わせにしてあると思うのですが。
これで慣れてしまうと他のバイクには乗れなくなってしまいそうですね。
ちなにみボクの使っているスラムレッドEタップの無線電動システムは、
これと同じ思想で設計されているようで、右のレバーを内側に押すとリアディレイラーはトップからロー側に、
左のレバーを内側に押すとリアディレイラーがロー側からトップ側に動きます。
これも最初は慣れるのに苦労をしました。
これに慣れてしまうと、シマノDi2のノーマル変速方法がわからなくなります・・・・・・・。