職人マツナガ通信

9月21日 治具にのります!

T夫人のプロジェクトM、治具にのります。
セットできた治具に、ラグパートをつなぎあわせてフレームのカタチにしていきます。
まずはチェーンステーつけから。
今回身長150cmという小柄なT夫人のフレーム設計が、
スローピング設計でいくとBB中心からトップチューブの付け根までの、
センターセンター間が380mmっと超ショートサイズ。
ここまで前三角を小さくすると、シートステーを取り付けたときの、
バック三角も超小さくなる。
ここで問題となるのは、リアエンド部のシートステーとチェーンステーの取り付け部の角度。
この角度が小さすぎると、ディスクブレーキキャリパーが取り付けられなくなる。
そこで、今まで使っていたリアエンドから、その角度がもっと広くとれるものを新たに用意しました。
はたして、そのニューエンドで大丈夫かを確認します。
まずチェーンステーのリアエンド付け根部を、フライス盤をつかって角度がピッタリ合うように切削をします。
切削ができたら、治具にセットしてシートステーを取付位置に持ってきて確認です。
ん~OKですね。
これなら十分に取り付け可能です。
もしこれが不可能なら、またあらたにリアエンド探しからやるか、設計を変更するかしかありません。
えがった~。