職人マツナガ通信

2月8日 チェーンステーケーブル通し!

KさんのオルベアオルカゴールドDi2化加工、
いよいよ問題のチェーンステーにDi2ケーブルを通す作業です。
ダウンチューブのDi2ケーブル通しの方法はアタマの中に思い描ていたのですが。
チェーンステーの通し方は、とにかくいろいろ考えましたが全く思い浮かばなかったです。
こんな時は、当たって砕けろです。
とにかく、やってみる。
まずは、リアエンド側から糸いれて、
エアガンで吹いて糸をBB側の穴らか出す、という正攻法。
ん~、やってみるが、やはり糸はでてこない。
しばし、考える。
フレームをたてて、リアエンド側を上にして、下に向けた吹いたらどうか、っと思い浮かぶ。
これをやってみる。
っと、でた! 糸がBB側から出てきました。
ん~、これだから物事はやってみなければわからない。
Di2ケーブル端子を糸につなげて、リアエンド側からいれて、
BB側らから糸引っ張って、Di2ケーブルを誘導する。
何回ややってみるが、途中で何かに引っ掛かって、端子と糸がはすれてしまたったり、
BB側までなんとか引っ張ってこれたが、BB穴に引っ掛かって端子がでてこない。
ん~、どうするか、また考える。
BB側の穴で引っかかってしまうのは、端子と糸を結び付けている糸が玉になってしまうからのよう。
では、っということで、端子と糸をセロテープでつないでみる。
そうして、端子と糸がはずれないように、そおっと糸をBB側ら引いていく。
っと、でた! 端子がBB側からでてきました。
ホッ。BBから出たケーブルをシートチューブへ通します。
これで、もうDi2化の作業は90%成功したといえるでしょう。
お次は、フロンディレラー用Di2ケーブル通しです。
ここはそれほど問題なく通ります。
さて チェーンステーから入ったDi2ケーブルのエンドの処理です。
オルベアオルカゴールドのリアエンドは、エンドに変速ワイヤーを通す穴が開いている。
これも利用しようといことで、リアエンドの穴をドリルで広げる。
さらに、チェーンステー裏側についているインナーケーブルガイドの、
上側を削って、空いている穴の溝を利用してケーブルをホールドさせることに。
ん~、ちょうどいい感じにけずれてケーブルがピッタリはまる。
どうでしょう、リアエンド側こんな感じでできました。
かなりうまくできたと、自画自賛。