職人マツナガ通信

3月24日 オレンジ号組み立て!

フレーム修復の終わったNさんのオレンジ号レプリカ組み立てです。
パーツは、事故を起こしてしまったバイクについていたものを、
できるだけ使用して組み立てます。
まずは、ポジションのチェックです。
今回フレーム修復にあたり、フロントフォークが同じものがすでに終了しているので、
フォークをかえたため、設計寸法がちょっと変わっています。
以前のポジションが出るように、再度計算をしてつくりました。
サドルとハンドルステムをとりつけて、寸法をチェックします。
OKですね、バッチリです。
あと一体型のハンドルステムバーも同じものが終了となってましたので、
サイズの同じ新しいものをみつけました。
デンマークに本拠地をおく、BLACK INK 製です。
このハンドルステムもオレンジ色に塗ります。
最近の一体型ハンドルステムバーには、そのバー専用のガーミンなどのコンピューターマウントが付属しています。
BALCK INKのものにも付属していました。
Nさん、今までは、レックマウントのマウントでコンピューターとライトを上でセットして使っていました。
今回も当然その仕様でいきたい。
しかし、BALCK INKの付属のマウントをみてみると、ライト用アタッチメントの取り付けネジ穴がついていない。
さて、どうするか。
コンピューターマウントの裏面をみてみると、コンピューターをとりつけるための3mmのネジ穴が開いている。
このネジ穴を利用すればなんとか付けられそう。
まずは、アルミの板を用意します。
この板をコンピューターマウントとライトアダプタの間にかませてれば取り付けらえそう。
アルミ板をコンピューターマウントに取り付けるための穴を二か所あけます。
そうしてネジを用意。
板をコンピューターマウントにとりつけてみます。OKバッチリです。
お次は、アルミ板にライトアダプタを取り付けるためのネジ穴をつくります。
セットしてみます。
お~、見事に取り付けられました!
後は、このアルミ板を黒色に塗って完成です。
どうみてももとからついているようにしかみえないですよね。