職人マツナガ通信

3月28日 ボトルケージ台座とりつけ!

メインチューブの接着が終わった、SさんのプロジェクトM、
お次はボトルケージ台座取り付けです。
接着前にあけていた下穴に、リベットナットと補強板をリベット接着します。
リベットナットとステンレス補強板です。
これらは汎用のものなので、ステンレス版はカーボンチューブの曲面にあわせて曲げ直します。
今回はダウンチューブはオーバーサイズなので、お手製の二種類の曲げ器を使って曲げます。
準備ができたら接着剤を縫ってハンドリベッターで取り付けます。
取り付いたら、こちらの接着剤も熱硬化型なので、加熱して硬化させます。
 
 
 
今日神奈川に住む古い友人がひょっこり訪ねてくれました。
この友人は、ボクが高校を卒業して、宮田工業に入社したときの同期です。
この友人とともに、宮田工業の自転車競技部に所属してレース活動をしていました。
ふたりとも会社の寮にはいり、同室でくらした、まさに同じ釜の飯をくった仲でした。
その後ボクはレースの道を断念してフレームビルダーの道にすすみ。
彼は、強くなりフランスへレース留学をするまでになりました。
しかし、フランスから帰国後、きっぱりレースの世界に見切りをつけて、堅気の生活に戻りました。
それからあとは、全く音信不通状態でした。
今回は、孫をつれて茨城へ観光旅行の途中とのこと。
ボクのことを覚えていてくれて、立ち寄ってくれました。
顔を見た瞬間、一気にタイムスリップ。
あの頃のことが走馬灯のように頭をよぎりました。
もう四十年以上も前の事なんですね。