職人マツナガ通信

4月14日 コットンケーシングタイヤ&ラテックスチューブ

先日ヴィットリアのコルサクリンチャーとラテックスチューブを、
お買い上げいただいた、元自転車百里走大王の会長平本さんから使用感想をいただきました。
平本さんは、ボクと同世代、なが~くサイクリングを経験してきた大ベテラン。
その大ベテランの仰る意見は重みが違う。
 
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取り寄せていただいた、ビットリアのコルサクリンチャーの32C。
早速、e-ロードバイクのタイヤを入れ替えて、花見がてら箱根にテストに行きました。
チューブも取り寄せていただいたビットリアのラテックスです。
太さが32なので、空気は、前を5.5、後ろを6で乗りました。
※今、体重80kgなので…
 
結論は、すばらしい!の一言です。
 
さんざんチューブレスタイヤに乗ってきましたが、同等の走りを見せます。
これなら、シーラントのベトベト地獄からサヨナラできるかも~。
 
良いと思った点
 
1=乗り心地が夢のように良い。これは奇跡だ。
 
箱根新道から芦ノ湖へ向かう道路。勾配10パーセントの急な下り坂で、石が浮いたひび割れ多数の古いコンクリート舗装路があります。
硬いタイヤ、細いタイヤだと自転車が飛び跳ね、ひび割れでハンドルが取られます。
ガガガっと体に振動が伝わり、恐怖心からコントロールに苦労します。
ここを、平然と、何事もなく、下って行けます。
こんな経験、初めてです。
 
もちろん、よくある、ちょっと荒れたアスファルトの路面でも同様。
舗装したての道路を走っているかのようです。
落ち着いていられるし、直進性も良いので、リラックスして走りと周囲の景色を楽しめます。
 
2=転がりが良い。
上り下り、平坦に関わらず、転がりが良いです。というのか自然です。
スウ~っと気持ちよく伸びていく。そんな感じです。
よって、e-bikeですが、電費を大きく節約できます。
また、速度維持が楽。それによりペダリングに無理な動作がいらず、滑らかに、リズミカルにペダルを回せます。
 
3=下り坂が怖くない。
グリップがいいのと、タイヤの断面形状が適切なのでしょう。
いくらでも自転車を倒し込めます。
倒し込んでも、路面との接触をリアルに感じられるので、怖くありません。
箱根のつばきラインのを下り終わってタイヤを見て見たら、両サイドのフチまできれいに使い切っていました。
これもなかなかない経験です。
 
4=ラテックスチューブだけれど、空気の減りが少ない
1日中走って、家に帰ってゲージで測ったら、空気の減りは0.5気圧内外です。
これなら十分実用になります。
 
ということで、しばらくは愛用しようと思います。
いい買い物でした。
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ということ。
コットンケーシングのタイヤとラテックスチューブとの相性は、
かなりよく、ボクも以前に試した記憶があります。
今回はコットンケーシングのヴィットリアコルサの性能にさらに太さが関係していると思います。
まさに、このマッチングがベストだったのでしょう。
ボクは今、ヴィットリアのコルサの後継モデル、コルサプロのチューブレスを使っています。
これも、大変乗り心地のいいチューブレスタイヤで気に入っています。
平本さんのおっしゃる通り、チューブレスの乗り心地は最高なのですが、
パンク時の対応が厄介です。
このコルサプロは、チューブレス仕様とうたっているのですが、
メーカーはクリンチャーとしても使用可能だといっています。
ボクも、次回は、このタイヤにラテックスチューブをいれて使ってみようかな。
ボクの感じだと、コルサプロはコルサよりさらに乗り心地が良くなっている感じがしています。
平本さん、貴重なご意見ありがとうございました!