職人マツナガ通信

2月28日

Sさん、まな板にのります。
できあがったラグパートを治具にのせて自転車のカタチにしていきます。
まずは、治具のセットです。
ヘッドアングル、シートアングル等、図面の寸法を治具に移していきます。
設定ができたら、BB、ヘッドチューブ、シートチューブを治具にセットして、
セット下上で、トップチューブ寸法を計測し、その数字と図面の数字をあわせます。
これが違わなければ、図面通りに治具がセットされている証になります。
Sさん、お話し合いの結果、フォークはオーバーサイズでなく、
1インチのものをお選び頂きました。
久しぶりのノーマルサイズのヘッドチューブです。
旧友に再会したような、なつかしさを感じました。
世の中から、1インチサイズはなくなってしまうような勢いですが、
この太さ、自転車にはすごくバランスのいいサイズに思えるのですがね。