職人マツナガ通信

8月22日

カンパでシマノ。
いや~、なかなか、やっぱり世の中は広い。
ボクの中でこういう組み合わせのリクエストはほとんどないかなとおもっていたのですが、
カンパのレバーでシマノの変速機を動かす。
切に思っている方がいらっしゃいました。
デローザ ネオプリマトを駆るAさん。
現在はシマノデュラエース 7900のレバーを使用しているのですが、
ここだけが、バイクを全体的に見たときにフォルム的にどうしても気になっていたということでした。
私的には、7900は、シマノのレバーの中で唯一レバーのストローク量がネジで調整できるので、
手の小さいAさんには、しっくりいっているとおもっていたのですが。
見た目にどうしもて我慢できないそうです。
そこで、グロータックというメーカーからでている、
変換プーリーをつかって、カンパのレバーをシマノコンポに同調するように組み替えます。
ワイヤーを巻きあげるプーリーの直径を変えることにより、
一回で引かれるワイヤー量をシマノと一緒にするアイデアなんですね。
まずは、レバーへのプーリー組み込み作業となります。

今回このプーリーを手に入れるために、
グロータック社にコンタクトをとったら、
おどろき もものき さんしょのき(ふる~い)!
なんと代表は、プロジェクトMにのって頂いていたKさんでした。
灯台下暗しとはこのことか。
自転車好きが高じて、自分が欲しいなと思った物を商品化しているそうです。
同じくグロータック社がだしている、クリート調整シムも好評です。