職人マツナガ通信

8月26日

生活の糧にする仕事、
自己の理想を完結するためにする仕事。
仕事をするモチベーションというのはいろいろあって、
それはその人のもって生まれた環境や選んだ仕事などで違ってくると思います。
電化製品や車など売る会社の人たちは生活の糧にするために一生懸命競走して製品を
うみだすのでいいものができる。
芸術家などは絵にしろ芝居にしろ生活の糧のために作品をつくるといいものができな
かったり評価されないようだ。
政治家は自分の生活に困らない政治業を生活の糧にしない人になってほしいが、
それだと一般庶民の生活レベルがわからないかもしれないのでそれも困るかな。
自分のフレームつくりを考えると、
必死で生活の糧になるようにやっている。
あまりにも手間がかかりすぎて採算があわないことは承知ですが、
とにかくこれが採算ベースに合うように色々なところで工夫しながら必死でやってま
す。
おそらくこのフレームつくりをビジネスとしてあきらめて、
不採算部門とわりきり自分の道楽にしてしまうと、
自分の場合はもうそれ以上いいものができていかない気がするのです。
この辺りは商品と作品の違いなのでしょうか。
ボクレベルの仕事だと生活の糧にする必死さがないとすべてがまわらないようです、
ようはビンボー暇なしですか。