職人マツナガ通信

3月15日

メイドインイタリー。
コルナゴのマスターエックスライトを駆るIさんから、
コルナゴのドリームBステイへの組変え依頼です。
このドリームBステイは、2003年のフレームです。
まだイタリアでつくられていたものです。
アルミ三角のバックカーボン仕様。
今はやりのケーブル内蔵にはなっていませんが、
全く古さを感じさせません。
組んでみると、自転車屋はやっぱりホリゾンタルの細身がカッコいいなぁという感想です。
保証書も、イタリア人が出荷時に手書きで書いたであろう、フレームNoが書いてありました。
なんとも、のんびりした、いい時代だったのですね。
そのフレームNoですが、通常BBの下に刻印されているのですが、このフレームにはないのです。
よくある、リアエンドの内側も確認しましたがありません。
ん~、どこだろうと再三フレームを眺めると、ありました。
フロントディレラーの取り付け台座に刻印されていました。
ここにあるのも相当めずらしいですね。
イタリア人のものつくりを感じさせてくれる一台でした。

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