職人マツナガ通信

5月28日

40才代、50才代になってはじめてロードバイクに乗り始めるというかたが非常に
増えている気がします。
ボクが接するその世代のみなさんから、
”こんなに楽しいものなら、もっとはやくはじめればよかった”
という声を多くききます。
たしかに、がむしゃらに乗れるのは、体力的にも社会的立場でも20才代が一番でき
る時期でしょうか。
ボクがサイクリングらしいサイクリングを始めたのは12才の頃で、
地図をみながら、この道はどんな風景なんだろう、この町はどんな町なんだろう、と
わくわくしながらいろいろ想像してコースを決めて、
実際に走ってみて、色々な発見をした新鮮な喜びがありました。
また、お小遣いをためてはバーテープをかえたり、ハンドルを変えたり、次は何をか
えようかという自転車をいじる楽しみもありました。
ボク自身自転車を含めてこんなにわくわく出来ることって今の歳ではありません。
そう考えると、こういう楽しさを40代、50代になって味わえることはボクにとっ
て少しうらやましいことでもあります。
サイクリングは無理しないで遊べば相当長く続けられる遊びと思います。
おそらく楽しめる量というのは誰もが同じで、それを早く始めるか遅く始めるかの違
いだけではないでしょうか。
始めたのが遅かったからといって悔しがる必要は全くないと思います、
これから体験するであろう新しい発見にワクワクしてください。