職人マツナガ通信

9月4日

中山俊行選手。
ボクと同世代のトライアスリートなら知らない人はいないと思います。
日本のトライアスリートの草分け的存在、多分日本人初のプロトライアスリートだと
思います。
中山さんとは長いつき合いで、ボクが20代前半のアマンダスポーツで働きだした駆
け出しの頃からのおつき合いです。
彼から久し振りにメールが届きました。
ボクが95年に彼につくったバイクを未だにのっていてそのバイクをレストアして欲
しいというメールでした。
既に現役を退いて相当時間がたっているのですが、根っからのトライアスリートらし
く、忙しい家業間に未だに乗っていられるようです。

”お願いしたいBIKEの走行距離は6~7万kmぐらいと思われます。ほとんど乗らない
年が3年ぐらいありましたので、このレベルです。その後、何台かメーカー製の新車
にも乗ったのですが古くてもLimasons号が一番乗りやすくて現在に至っています。フ
レームがヘタってきても、自分の脚力もヘタっているために相性は良いようです。”

実に製作してから12年、7万キロ!
これだけ乗ってもられれば職人冥利につきますが、まだつかってもらえるという。
なんとも、まあ、嬉しいことです。