下ごしらえのできたラグパートをフレームのカタチにつなぎ合わせていきます。
まずは治具を設計図にあわせてセットします。
毎度書きますが、できあがったラグパートを前に治具を動かしだすこの一瞬に、
”ではつくらせていただきます”というとても新鮮な気持ちになります。
セット出来上がった治具にまずＢＢシェルをのせてシートチューブをセットします。
お次はダウンチューブをセットします。
通常だと次はトップチューブあわせにいくのですが、カーボンバック仕様で出来る限
りスローピングを大きくというリクエストなので現物あわせでスローピング度合いを
決めるためにシートステーラグのセットからやります。
物理的限界と思われるところまでシートチューブラグをさげてシートステーラグを
セットしました。
お次はトップチューブです。
こうやってカタチになったら治具からはずしてバラバラにします。
すべての継ぎ手にローをまわしてできあがりです。
ふ～。
とにかくやり直しはきかないので、一点完結をめざすために作業をしては確認のくり
かえしで作業がおわるとドッと疲れが出ます。
少し前まではこの後二仕事、三仕事できたのですが、今はできて一仕事、
パワー落ちたなと思う反面、ヒトの出せるパワーは有限、もうジンセーの半分をすぎ
たのだから一回に頑張れる量をふやすより、何回も継続出来る力の使い方をして長く
継続できるようにしていかなればいけないのかな、と思うこのごろです。
