職人マツナガ通信

8月23日

手組ホィール。
なんともしっくりこない表現です。以前に手ごねハンバーグという表記をみたことがありますが、こちらもなんとなくしっくりこない。完組ホィールに対してのいいまわしなのですが、これ以外うまい表現がないのでこう呼んでます。ハブ、スポーク、リムとバラバラの状態から車輪の状態に組み上げます。昔はこの作業が自転車やさんの腕として評価されていました。この作業通常はスタッフヨシダに任せるのですが、ボクの作ったフレームに組み付けるものはボク組むようにしています。スポークの張り方により車輪としての剛性がかわりますから、これも乗り手とフレームのバランスを考えて自分が作業をしたいためです。このホィールは今とそうに入っているI田夫人のものです。
まずは仮組というとりあえずのカタチにする作業です。これは比較的中断しても問題ないさぎょうなので、今日のような週末でもお客様がきれた合間を縫って作業したりします。

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