職人マツナガ通信

2月2日

並便、幸便、仕立便。
江戸時代の飛脚のサービスの種類だそうです。
いまでいう、宅急便、宅急便タイムサービス、超速宅急便とかに相当するのでしょうか。

並便:江戸-大阪 だいたい25日位。
幸便:江戸-大阪 10日位。
仕立便:江戸-大阪 3~4日。
というくらいだったそうです。
ちなみに仕立便だと約375gの荷物でいまでいう40万円位の値段がしたそうです。

300年以上前に、時間を買うといか、時間というサービスを売るという観念があったのですね。
読んだ本によると、豪商などがお得意さんで、
当時江戸の金貨と大阪の銀貨の相場の変動や米の相場の変動をいち早くキャッチして、

相場の動きを読み商売に役立てていたそうです。
40万円が見合う位重要だったようです。
それにしても300年前に、夜中に仕事をする職業がすでにあったんですね。