職人マツナガ通信

2月18日

インターネットでのオンライン買い物。
このスタイルが僕ら自転車業界の業務用に浸透しつつあります。
問屋さんが立ち上げたHPで発注作業をします。
実際にこれやってみると結構時間がかかります。
何にかかるとかというと、商品検索にです。
一般のオンラインショッピングであれば、お買い物は多くても2,3点位だと思うんですが、
ぼくらの点数は多いと数十点とかになるので、いちいちを探している時間がばかになりません。
でもって、これよく考えてみるといままで問屋の人がやっていた作業ではないのかな?というおもいがよぎりました。
リアルタイムで在庫の有無がわかるのは大変便利なのですが、なんだか手間が増えた気分。
ほしいものをみつけてクリックする、なければ他の問屋をさがす。
あるものだけを買ってお金を払う。
人とのコミュニケーションは介在しないんですね。
実際このシステムにして問屋さんの担当へ電話をかける回数が一気にへりました。
オンラインで探すより電話で聞いてしまった方が早い時など電話すると、オンラインで確認できますから、という返答をもらったりします。
商売ってこれでいいんですかね。
自分なんか古いニンゲンなのでしょうが、
問い合わせた商品がなくても、一生懸命かわりになるような同等品をさがしてくれたりすると、その担当者からより多くものを買おうという気持ちがわいてしまうのですが。
こういうオンラインシステムが当たり前になってしまうと、
次は、御用聞きがお店まで注文を伺いに行きます、なんていう昔のスタイルがサービスになるかもしれませんね。