職人マツナガ通信

4月24日

カタチになります。
できあがったラグパートを治具にのせてフレームのカタチにしていきます。
まずは治具を図面通のシートアングルやヘッドアングル、ハンガーダウン寸法などにあわせてセットします。
すべての寸法を合わせ終わった後に、本当に図面通りになっているかの確認作業をして、OKならばラグをのせていきます。
まずは、へそになるBBをセット、次にシートチューブをセットします。
お次はダウンチューブ、チェーンステー、トップチューブ、シートステーラグという順でそれぞれ仮付けをしていきます。
すべてのラグを仮付けし終わりフレームのカタチになりましたら、そこでまた寸法通りにできているか確認。
OKであれば、ダミーのパイプをはずしてバラバラにしてローを本まわし(溶接)します。
ロー付け(溶接)がすべておわったところで、熱ひずみの修正作業をして、さらにもう一度寸法確認をして、
ラグパートのできあがりとなります。
毎度毎度、同じ事の繰り返しとなるのですが、
時間がないとかなんらかの理由で少しでも手順をかえたり、やり方をかえると間違えの元になるようです。
治具に対しての立ち位置も気になりますので、治具の向きもできるかぎり毎回同じ位置を保つようにしています。
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