職人マツナガ通信

5月13日

ヨロコビ!。
先日納車した千葉のSさんから、
早速ライドの感想をいただきました!
気に入って頂けたようで、ボクもホッと、とうれしいお思いでいっぱいです。
この仕事をしていて、一番うれしい一コマです。
20160513.jpg
ボクの自転車作りの根源は、
自転車は乗ってなんぼのもの、
というのがあります。
どんなに美しい仕上がりでも、
走らなければ、あまり魅力を感じません。
走る自転車は、どんな素材をどのように使えばいいのか。
走る自転車の設計はどうすればいいのか。
を自分なりに勉強をしてきている結果のバイクです。
もちろん、まだまだ勉強中です。
なんので、乗って頂いて満足してもらえるのが一番です。
Sさんとは同世代。
これからも一緒に走り続けましょう!
「仕事の関係でなかなか乗ることができませんでしたが、
この土日と今日早朝に時間を作り、あわせて130kmほど走りました。
ロードバイクに乗るのは久しぶりでしたが、まったく違和感を感じず、
まるで永く使い込んだ道具のようにしっくりとくる感覚でした。
ハンドリングも素直です。
試しに両手離しで乗ってみましたが、何の不安もなく非常に安定して走れます。
(友人から借りていたカーボンバイクは、ふらふらで両手離しが恐ろしかったです)
昔話ばかりで恐縮ですが、記憶の中にあるタンゲNo.1のフレームと比較して、ProjectM号は芯のある弾力感?!に富み、
それでいて段差の突き上げはまろやかに感じました。
丘を一気に越えるためダッシュしても、膝への突き上げ感は少なく感じます。
単純に、硬い・軟かいという尺度では語れない乗り心地ですね。
今回アルミハンドルを選びましたが、覚悟していた振動はまったく気になりませんで
した。
組んでいただいたホイールは振れもなく、素晴らしい乗り心地です。
加えて、勧めていただいたタイヤ。
チューブラーの乗り心地はとても懐かしく感じました。やっぱり「これだ」と思いま
す。
このたびはいろいろと無理を申しましてご迷惑をおかけいたしました。
私事、公私ともに忙しくなり、身体もガタが出てきている年齢ではありますが、
このProjectM号を相棒に、前を向いて走り続けます。」