職人マツナガ通信

ラージフランジハブ。
青森にお住まいのプロジェクトＭに乗って頂いている柔道家の０．１トンライダーＴさんから、
木リムホィールの乗り心地を是非とも体験したいというご相談を受けました。
ん～、前輪だけとはいえ、木リムの特性からかなり厳しい条件。
Ｔさんの使い方ら、リスキーな部分をよくご説明して納得頂き、
あたう限りの強い組み合わせを考えて組んでみる事に決まりました。
まずはハブです。
以前にロード用のラージフランジハブはほとんど世の中から消えてしまった事を書きましたが、
ピスト用（競輪場のようなトラックを走る自転車用）ならまだ現役で商品があります。
これをクイックレバー用の車軸に入れ替えて使うことにしました。
ラージフランジ、８本取り、交点結線仕様です。
この仕様では組んだ事がないのでどれくらい剛性がアップするかは未知数なのですが、
Ｔさんのダメなら奥様にまわすという安全パイをにぎりしめながら、
なんとか楽しく使ってもらえるようチャレンジしてみます。
なんとかしたいっすよね。
こういう初めての作業はとても楽しいですが、
作業はホィール職人吉田カメちゃんの仕事にまわします。
ぼくがやりたいのですが、他にやらなければならない仕事山積ですので、
ぐやぢぃ。